時間に余裕がありそうな東北方面の荷物の際は、スノボを積んで
僕の変わった装備品でいうと、冬季限定ですがスノーボード一式です。趣味のスノーボードをするために、東北方面に荷物がある時は、時間に余裕がありそうならスノーボード一式を積んでいます。
スキー場にはツアーバスも乗り入れるので、大型車の駐車スペースがあり、トラックごとスキー場に行ってスノボを楽しませてもらっています。
九州在住でありながら、仕事の合間に東北のゲレンデを堪能できるのも長距離ドライバーの特権だと思います。サーフィンが趣味の運転手はサーフボードを積んで航海の道中で海に繰り出す人もいるみたいです。
上級者の中には本格的に自炊する人も
僕が積んでいる私物は、だいたいこんな感じですが、上には上がいます。僕は航海中に自炊はしないのですが、上級者になると長距離中に本格的な自炊をしている人もいるようです。
最近はキャンピングカーの普及もあって、24Vで使用できる家電も増えてきました。大容量のインバーターを駆使することによって、100Vの家電も使えるので、やる気次第では自炊の幅も広がるでしょう。
ケトルでお湯を沸かしてカップ麺を食べたり、レトルト食品を温めて食べたりするのは、もはや初級編だといわざるを得ないようです。
僕の同僚の間では自炊が流行っていて、カセットコンロを持ち込んで鍋をやっている運転手が数人います。人気の鍋は地元福岡だけにモツ鍋に水炊きやキムチ鍋といったところでしょうか。
炊飯器搭載で積み込み前に米をセットして、作業中に炊いている強者も居ます。無洗米だと水を入れるだけで炊けるので、米を洗う暇が省けて便利だそうです。
大容量のインバーターを駆使して電子レンジ・冷蔵庫搭載の同僚もいます。これならば食料品さえストックしておけば、先日新潟や北陸で起きたような大雪の立往生に巻き込まれたとしても、余裕で生き延びられるでしょう。ただ家電のモーター音は慣れるまで若干気になるそうです。
僕が聞いた同僚の話で一番驚いたのは、鍋でも米炊きでも電子レンジ搭載でもなく、車内で焼肉と天ぷらを揚げた超強者です。どちらも油ハネが凄そうですが、焼肉はフライパンにアルミホイルを敷いて、低温で焼くことによって油ハネは抑えられるそうです。
とはいっても匂いが車内に残りそうですが、本人曰く、煙の量に対して匂いはそれほど残らないらしいです。
天ぷらは、さすがに油の後処理とか準備などを考えたら、「スーパーの惣菜コーナーで買うか、天ぷら屋に行ったほうが早いのでは!?」と思いましたが、それを言ってしまえば身も蓋もないので言うのを控えました。自炊を検討されている方は、参考にしてみて下さい。
こんなふうに長距離運転手はいろんな生活必需品を自分なりにセレクトしてクルマに載せています。自分の好きなように、使い易いように私物を搭載できるのは、新車から廃車になるまで乗り潰す専用車があるからできることなのでしょう。
長距離の仕事は拘束時間がとても長いので、より快適に、より便利に過ごせる自宅のようなスペースにして、少しでもストレスが無い環境を作ることも大事だと思います。
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