広大な敷地を持つ三菱ふそうディーラーが次々とオープン! 新春日部支店の開所式を見学してきました

広大な敷地を持つ三菱ふそうディーラーが次々とオープン! 新春日部支店の開所式を見学してきました

 このところ三菱ふそうトラック・バスは系列の販売会社(ディーラー)の刷新に力を入れている。

 その根幹にあるのが、サービスの向上と労働環境改善を目的とした「ミライ」プロジェクトで、同コンセプトのもと全国のふそう販売拠点の設備や施設の改善に乗り出している。

 その第一号となった北陸ふそう金沢支店(2021年8月開設)に続き、このほど埼玉県の南関東ふそう春日部支店、宮城県の大河原サービスセンター(旧:白石サービスセンター)を移転・オープンした。

 新拠点は2箇所とも営業開始は8月17日からとなるが、8月4日には三菱ふそうの代表取締役社長・CEOカール・デッペン氏、副社長の林春樹氏が出席し開所式が新春日部支店で開催された。

文/フルロード編集部 写真/フルロード編集部・三菱ふそうトラック・バス

【画像ギャラリー】新春日部支店の最新設備をギャラリーでチェック!(20枚)画像ギャラリー

■春日部支店のエリア

竣工式のテープカットを行なう様子。左から松澤朋尚工場長、石井秀一南関東ふそう社長、カール・デッペンCEO、林春樹副社長、浮田一寿支店長

 春日部支店の位置するエリアは、北への要衝路である国道4号線および国道4号バイパスと、国道16号線(東京環状)が交差し、首都圏や東北への物流にとって重要な地域だ。

 特に近年西日本の物流会社の起点として、企業の進出が非常に多くなっていて、ここ数年で劇的に変化したエリアだという。実際に近隣をクルマで走ると大きな物流倉庫群が立ち並び、現在建設中の大型倉庫も見ることができる。

 そんな春日部支店は、国道4号線に近い北葛飾郡にあった旧支店から、今回の移転で国道4号バイパスに近い春日部市下柳に移設された。

 新支店の敷地面積は、旧支店に比べ3倍の17500平米、建物の延床面積は2倍の4500平米となっており、南関東エリアで最大規模のサービス拠点である。

敷地は旧支店より3倍となる新春日部支店。従業員は約50名で、そのうちメカニックは18名。従業員数としては旧支店とほぼ変わらない

■新春日部支店の特徴

 その広大な敷地には、受付や整備場、部品庫などがある本館と検査場や板金・塗装場などがある別棟が建ち、eキャンターを充電するためのCHAdeMO式の急速充電器も広い駐車場の一角に配備されている。

 ちなみに通路の幅は非常に広いが、車両事故防止のため敷地内はすべて一方通行となっている。

 整備ストールはフロアリフトや4柱リフト等の最新整備機器が採用された、通過式(アタマから入り抜けられるレーン)の一般整備レーンが5つ、車検整備レーンが5つの全10レーン(旧支店は8レーン)。

 一般整備の1レーンは25mと長くなっていて、車両全長が許せば2台同時に整備が可能となり、収容台数が大きく増加している。

長さ25mの一般整備レーン。通過式を採用することで事故防止に貢献する

 いっぽう別棟の検査場は2レーン(旧支店よりも1レーン増)、板金場、電装場、塗装場をそれぞれ1レーンずつ備える。検査場にはダンプ車の車検時などに必要な自重計が配備されているので、作業効率がアップしているとのことだ。

 整備棟の2階に設けられたドライバーズルームにも春日部支店のこだわりがある。

 ドライバーズルームはこれまで男女共同のところが多かったようだが、新支店は男女専用ルームがあり、パーソナルスペースを尊重しパーテーションで区切りリクライニングチェアを配置。作業状況が見られるようにと、整備場の方向に窓が設けられているのもポイントだ。

 いっぽう従業員の働く環境にもこだわっていて、「みらいのゆ」と名付けられた、銭湯のような広い風呂場も設営され、主にメカニック用だが、 従業員ならば誰でも入れるという。

 また、整備棟の周りに一周400mのマラソンコースが設定されているのも面白い。こちらは社員の健康を考えて設置したとのことだ。

【画像ギャラリー】新春日部支店の最新設備をギャラリーでチェック!(20枚)画像ギャラリー