三菱ふそうスーパーグレートに高速車線変更時の衝突回避システムを搭載! 室内装備の充実や先進機能の追加も見逃せないぞ!

さらに進化する2024年モデル

ISRI(イスリングハウゼン)製ベルトインシート。長距離運転での疲労が少なく、調整機能も充実したドイツ生まれのISRI製シートは人気が高い。向かって左がエグゼクティブ用レザーシート、右がプレミアム用ファブリックシート
ISRI(イスリングハウゼン)製ベルトインシート。長距離運転での疲労が少なく、調整機能も充実したドイツ生まれのISRI製シートは人気が高い。向かって左がエグゼクティブ用レザーシート、右がプレミアム用ファブリックシート

 今回発売のスーパーグレートは、2024年モデルの機能追加および車型追加という扱いになっており、実はADA3以外にも装備・機能の変更および追加が行なわれている。ドライバーにとっても有益な内容なので紹介したい。

 まず、ドライバーとの接点である運転席シートは、ISRI(イスリングハウゼン)製ベルトインシートが、メイングレード(プレミアム・ライン)と上級グレード(エグゼクティブ・パッケージ)で標準装備となった。シートマテリアルは、プレミアムがファブリック、エグゼクティブが本革(シートサイド部は合皮)で、生地色はブラックとなる。

 ISRI製シートは、2024年秋からメーカーオプションとして設定を開始し、グレードを問わず選択できたが、今回の発売車からグレードごとに運転席シート仕様が異なる形での装備となった。ベーシックグレード(プロ・ライン)は、従来からの標準型ベルトインシートを継続する。

 ちなみに2024年秋の変更では、スーパーハイルーフ車のオーバーヘッドコンソールが、運転席側も助手席側と同じリッド付ボックスに変更されている。デビュー当時は2DINボックスを設置していたが、近年はDIN機器を装着しないユーザーも多く、収納として利用できるよう改めたものだ。なお2DINボックスはオプションで装着可能となっている。

 このほか、プレミアムとエグゼクティブでは、リアウインドゥコンソールも標準装備となり、収納スペースをさらに充実させた。

スーパーハイルーフのオーバーヘッドコンソール部。エクステリアのブラックベルトを室内にも反映した黒い成形色の部分に設けられた収納スペースのことで、運転席側も助手席側と同じリッド付ボックスとなった。従来はここに1DINボックスが2個並んでいた。なお中央は開放型トレイになっている
スーパーハイルーフのオーバーヘッドコンソール部。エクステリアのブラックベルトを室内にも反映した黒い成形色の部分に設けられた収納スペースのことで、運転席側も助手席側と同じリッド付ボックスとなった。従来はここに1DINボックスが2個並んでいた。なお中央は開放型トレイになっている
プレミアム、エグゼクティブで標準装備となったリアウインドゥコンソール
プレミアム、エグゼクティブで標準装備となったリアウインドゥコンソール

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