どでかい建機・重機が大集合!! 世界最大の建設機械展「BAUMA」をケンクラフト店主がレポート!

SF映画に出てきそうなトラックや三菱ふそうeキャンターも登場

 中でもデザインに惹かれたのはイタリアのニュートン。SF映画にでも出てきそうだ。運転席に座らせてもらったが、シンプルなデザインでここも近未来的でかっこいい。

 日本国内でもたくさん活躍しているプツマイスターコンクリートポンプ車。国内ではベーストラックはスカニアを選ぶことができる。会場にはポンプ先端に3Dプリンタを装備、現場で建物をプリントするとのこと。まだ試作モデルだが近い将来現実のものとなるだろう。移動できる3Dプリンターがあればいろいろ用途に使える。

プツマイスターのモバイル3Dプリンター付きコンクリートポンプ車。用途がよくわからないケド、なんとなく面白い
プツマイスターのモバイル3Dプリンター付きコンクリートポンプ車。用途がよくわからないケド、なんとなく面白い

 三菱ふそうはキャンターの電気トラックを展示。近距離なら充分使えそうだ。バッテリーの持ちはともかくエンジン、ギヤのメカニカルな騒音がないので静かで滑らかな走りが期待できる。

 トレーラ関係はノーテブーム(オランダ)、ゴールドフォファ(ドイツ)、フェイモンビル(ベルギー)ショエレルエ(ドイツ)など、国内でも見かけるようになった多軸トレーラメーカーが軒を並べていた。

 模型はノーテブームの風力発電機の57mの羽を運ぶ長いトレーラが新製品として会場発表された。スカニア6×4+3軸スーパーウイングキャリア、羽は別売りとなる。なんとこのトレーラは日本に輸入されているとのことなので、いつかレポートしよう。

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【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

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今号では、昨年2月中旬から出荷を再開した日野プロフィアの2024年モデルに試乗。燃費性能と安全性能もアップし、新設計AMTで走りも別モノに進化した新モデルの実力に迫ります。また、「だれでもトラック」いすゞエルフミオEVの公道試乗を実施。AT限定普通免許で運転できるEVトラックの魅力をお伝えします。大好評の「働くクルマの大図鑑」は、飲み物を運ぶその究極のカタチ「ボトルカー」を特集しました。ボトルカーの構造から製造工場のレポート、知られざる歴史、さらにはeキャンターのボトルカーの試乗レポートまで盛りだくさんの内容になっています。