三菱ふそうトラックヨーロッパ(MFTE)トラマガル工場。カーブを描いているのは国鉄ベイラ・バイシャ線の鉄路。右端の町がトラマガルの中心部、テージョ川の向こうの山あいに地域最大の都市・アブランテス市を望む
MFTEトラマガル工場。手前は本社屋
MFTEの前身・MDF自動車製造部門が1964年にトラマガル工場を開設した際の写真。手前はベルリエのボンネット型軍用トラック・GBC8KT型4×4モデルのシャシーで、MDF生産車には「ベルリエ・トラマガル」というエンブレムを装着した
1968年から生産を開始したベルリエ・トラマガル3番目のモデル「GBA MT型」。植民地戦争に投入されたGBC型の実戦経験をフィードバックして開発されたモデルで、よりポルトガル軍に最適化された6×6駆動3軸車とされる
ポルトガル国道118号線をゆく三菱L300トラック(日本名:デリカ・トラック)。トラマガル工場では20数年前に生産を終えたモデルの一つだが、経年車が多いポルトガルでは2022年でも現役だった
2022年に東京に続いて、ドイツ・ハノーバーで欧州プレミアを飾った小型BEVトラック・新型eキャンター。トラマガル工場では現在、ディーゼルキャンターとeキャンターで生産ラインを共有するためのリニューアルが進められている
2022年にトラマガル工場の正門そばに植樹された「キャンターの樹」。9本のブドウの苗木は、FE1型、TC型、TD型、TE型、TF型、TF1型、キャンターE-Cell、初代eキャンター、TF1ステップE型の歴代キャンターを意味している
トラマガル工場で生産されるキャンター。eキャンターも同じ最終組立ラインでつくられる(2022年撮影)
本文記事にあるパウロ・シマン購買部長の父・マニュエルさんが現役(ドラフターに向かっているので設計関係?)だったころの写真。シマン家は4世代にわたってトラマガル工場に勤めている
現在のMFTEに勤めているパウロ・シマン購買部長と子息のミゲルさん