高速道路上のバイクのすり抜け事故について

高速道路上のバイクのすり抜け事故について

休日の高速道路で最近気になるのはバイクのすり抜け走行である。皆でつるんでツーリングするのは楽しいと思うが、一歩間違えると、悲惨な結果を招きかねない。先週の日曜日、東名高速の下り線の大和トンネル付近で目撃した事故がまさにそれだった。

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渋滞中のクルマの間をすり抜けようとしたバイクが転倒し、運転していた40代の男性が後から来たバスの後輪に轢かれ、亡くなったのだ。事故現場で横倒しになったバイクのかたわら、目隠しのために覆われたブルーシートが悲しい。事故現場の先には、おそらくツーリング仲間なのだろう、道路端に10数台のバイクが止まっており、皆、頭を抱えて呆けたように座り込んでいた。高速道路上のバイクの転倒事故は死に直結する。バイクのすり抜け走行が危険な行為だとは一概に言えないが、こんな悲惨な事故を目の当たりにすると、何らかのルールが必要なのではないかと思うのである。

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