新デザインになり新機能を追加! 三菱ふそう、EV小型トラック「eキャンター」を改良

新デザインになり新機能を追加! 三菱ふそう、EV小型トラック「eキャンター」を改良

三菱ふそうはこのほど、電気小型トラック「eキャンター」に小改良を実施した。新しくなったeキャンターは、どこが変わったのか?

文:トラックマガジン「フルロード」編集部/写真:三菱ふそう・フルロード編集部

新デザインの採用と新機能を追加したeキャンター

三菱ふそうのEV小型トラック「eキャンター」2025年モデル
三菱ふそうのEV小型トラック「eキャンター」2025年モデル

 今回の改良では、新デザインのバンパーが採用されたほか、新機能や装備も追加された。

 新しいバンパーは、従来のメッシュ構造のバンパーグリルに代わり、ハニカム状の穴あき構造ではないデザインを採用。フォグランプまわりの形状も見直されている。

eキャンター2025年モデルの新しいデザインのバンパー
eキャンター2025年モデルの新しいデザインのバンパー

 機能面では、クルーズコントロールを新たにオプション設定。ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)ではないものの、設定速度での定速走行が可能になり、運転時の疲労軽減と快適性向上に寄与する。これにともない、左側のステアリングスイッチに操作用ボタンも追加された。

クルーズコントロールが設定されたのにあわせて、従来は音量の設定だけだった左のステアリングスイッチにクルコンの操作ボタンが配置された
クルーズコントロールが設定されたのにあわせて、従来は音量の設定だけだった左のステアリングスイッチにクルコンの操作ボタンが配置された

 また、従来の10インチセンターディスプレイに加え、JVCケンウッド製の7インチセンターディスプレイもオプション設定として新たに用意された。

 このディスプレイはスマートフォンと連携し、通話、地図表示、音楽・動画再生などに対応。操作はタッチスクリーンに加えて、スマートフォンアプリの音声認識による操作も可能となり、利便性が向上している。

JVCケンウッド製の7インチセンターディスプレイ
JVCケンウッド製の7インチセンターディスプレイ

 さらに、従来から標準装備されているLEDリヤコンビネーションランプに、リアフォグランプを追加。これにより、霧や雪などの悪天候時にも後続車からの視認性が高まった。ストップランプ、テールランプ、ターンランプ、バックランプ、リアフォグランプを一体化したLEDリヤコンビネーションランプが新たに標準装備されている。

リアフォグランプを一体化したLEDリヤコンビネーションランプ
リアフォグランプを一体化したLEDリヤコンビネーションランプ

 新デザインと新機能を搭載したeキャンターは、全国の三菱ふそう販売会社および地域販売部門にて、6月より販売が開始されている。

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