三菱ふそうはこのほど、電気小型トラック「eキャンター」に小改良を実施した。新しくなったeキャンターは、どこが変わったのか?
文:トラックマガジン「フルロード」編集部/写真:三菱ふそう・フルロード編集部
新デザインの採用と新機能を追加したeキャンター
今回の改良では、新デザインのバンパーが採用されたほか、新機能や装備も追加された。
新しいバンパーは、従来のメッシュ構造のバンパーグリルに代わり、ハニカム状の穴あき構造ではないデザインを採用。フォグランプまわりの形状も見直されている。
機能面では、クルーズコントロールを新たにオプション設定。ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)ではないものの、設定速度での定速走行が可能になり、運転時の疲労軽減と快適性向上に寄与する。これにともない、左側のステアリングスイッチに操作用ボタンも追加された。
また、従来の10インチセンターディスプレイに加え、JVCケンウッド製の7インチセンターディスプレイもオプション設定として新たに用意された。
このディスプレイはスマートフォンと連携し、通話、地図表示、音楽・動画再生などに対応。操作はタッチスクリーンに加えて、スマートフォンアプリの音声認識による操作も可能となり、利便性が向上している。
さらに、従来から標準装備されているLEDリヤコンビネーションランプに、リアフォグランプを追加。これにより、霧や雪などの悪天候時にも後続車からの視認性が高まった。ストップランプ、テールランプ、ターンランプ、バックランプ、リアフォグランプを一体化したLEDリヤコンビネーションランプが新たに標準装備されている。
新デザインと新機能を搭載したeキャンターは、全国の三菱ふそう販売会社および地域販売部門にて、6月より販売が開始されている。
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