世界でも大手の商用車グループの一つであるトレイトン(フォルクスワーゲンの大型商用車部門)は、トラックの自動運転分野で米国のプラスとの包括的パートナーシップを発表した。
スカニア、MAN、インターナショナルなど傘下のブランドが、大規模物流拠点間の幹線輸送(ハブtoハブ輸送)において自動運転トラックの商用化を目指す。時期尚早とも思われた自動運転技術だが、実証段階が過ぎ、本命とされるトラック分野での実用化に向けて開発が加速している。
今回の発表は欧州と北米市場のものとはいえ、「2024年問題」でとりわけドライバー不足が深刻な日本市場も自動運転トラックの激戦区となりそうな予感がある。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/TRATON Group・Scania CV・MAN Truck & Bus・Navistar Inc.
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