高積載を志向する「いすゞギガ」登場! 低床3軸車およびフルエアサス・フルトレーラを追加

安全への対応とその他の変更点

 ギガの改良に関しては、ブラインドスポットモニター(BSM)の性能向上とレーンキープアシスト(LKA)のオプション展開拡大があげられる。

 まずBSMの性能向上については、車両の前方および左右に近距離レーダーを追加し、2020年モデルから採用しているBSMの検知範囲を拡大した。歩行者や自転車などと衝突するおそれがある場合、左右ピラー部の警告灯、メーターディスプレイ、警報音で注意喚起を行なう。

 LKAに関しては、走行時に車線をカメラで検知し、車両が車線の内側を維持するようにハンドル操作をアシストするLKAを全車にオプション設定。高速走行時におけるドライバーの運転疲労軽減、車線逸脱事故の防止に貢献する。

LKAは主要車型のみに設定されていたが、今回から全車にオプション設定
LKAは主要車型のみに設定されていたが、今回から全車にオプション設定

 その他の変更点としては、いすゞ完成車「Gカーゴ」の荷室の床材をアカシア集成材から竹集成材に変更。床面の強度を高め、更なる品質向上を図った。

 これは脱木材による森林資源の保護に加え、竹は生育が早いことから環境への負荷が少なく、サステナブルな社会の実現に寄与するというものだ。

【画像ギャラリー】底床3軸車の追加や先進装備を拡充!! いすゞギガ2023年モデルをギャラリーでチェック!(10枚)画像ギャラリー

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