いすゞ、米カミンズとパワートレーンの事業提携に向け合意
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いすゞ自動車が、アメリカの大手エンジンメーカー・カミンズ社とパワートレーン事業に関する事業提携に向け、覚書を締結し協議を開始することで合意したと発表しました。以下、リリースから。
自動車業界は、100年に一度といわれる技術革新に直面しており、先進国を中心に電動化をはじめとするパワートレーンの多様化が見込まれる。
いっぽう、幅広い用途を持つ商用車や産業用パワートレーンに関しては、先進国市場での高負荷用途や社会インフラ制約が厳しい新興国市場において、ディーゼルエンジンへの期待も依然大きく、今後も有用なパワートレーンであり続けると認識している。
電動化をはじめとする多様化に対応しつつ、従来以上に環境に優しい次世代ディーゼルエンジンの開発にも積極的に対応していくことが、商用車メーカーのいすゞの使命である。
このたび、いすゞは世界ナンバーワンの規模を持つエンジンメーカー・カミンズ社との間で、このような将来のパワートレーンに対する課題で認識が一致したため、パワートレーン事業における長期的かつ包括的なパートナーシップの構築を視野に入れて協業機会の可能性を共同検討することとなった。
今後、両社が持つ技術を最大限に融合することで、開発の効率化を図るとともに、コスト競争力と商品競争力を有する次世代パワートレーンでの協業を通じ、地域エネルギー事情やお客の幅広い用途・ニーズに合ったパワートレーンの供給を実現し、事業の拡大を図っていく。
いすゞは今後も、中期経営計画に沿って、事業拡大に必要な技術領域毎に最適パートナーとの連携を推進し、CV・LCVとパワートレーンのエクセレントカンパニーとして社会とお客に価値を提供していく。
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