いすゞの海外市場向け大型トラック・S&Eシリーズ。写真はセミトラクタ車型の「Eシリーズ」3軸6×4駆動モデル(EWE?)。車格表示から10.8リッター410PSエンジン搭載車とみられ、GCW54トン級、あるいは現行車にはないGCW60トン超級かもしれない
新型S&Eシリーズのベース車であるUDトラックス クエスター。昨秋のジャパンモビリティショーでは、いすゞグループにおける海外市場向け商品の代表として、セミトラクタ6×4車型のクエスターGWE・Euro-5適合モデルが参考出品された
海外向けS&Eシリーズと国内向けギガトラクタ。どちらもUD車をベースにいすゞがフロントフェイスをデザインした。見た目も成り立ちも似ているが、シャシーとキャビンのサイズが違うので、造形は異なる。顔つきに大きく影響するヘッドライトには、いすゞオリジナル車と同じユニットを用いているのも特徴
海外向けS&Eシリーズとベース車のUDクエスター。2013年にタイでワールドプレミアを飾ったクエスターは、2500mmのキャビン幅と力強いデザインで、従来の日本製トラックとは一味違う存在感を見せつけた。それがかえって、いすゞS&Eシリーズに大きなブランド差別性を与えているのが面白い
クエスターEuro-5適合・右ハンドル仕様車のインテリア。いすゞによると、インテリアはクエスターとほとんど同じで、エンブレムをISUZUに改めているという。ちなみにギガトラクタでは、クオンに対してダッシュボードやトリム、シートのカラーリングがいすゞ専用となっている
こちらはいすゞベースのUDブランド車。左から中型増トントラック「コンドルGVW20t」(旧PWに相当)、中型トラック「コンドルGVW8t」(旧MKに相当)、小型トラック「カゼット」。中型増トン系は大型相当で、海外では国内より需要も車型も多い。UDの海外専用中型トラック「クローナー」はフォワードベースになるとみられる
いすゞC&Eシリーズ。大排気量エンジンの搭載が可能な大型シャシーモデルで、仕向け地によって写真の旧型ギガキャブや現行型ギガキャブをマウントしたモデルが存在している
いすゞFXシリーズ。「F」すなわちフォワード系のモデルだが、FXシリーズはGVW25~30トンを超える大重量に対応した専用シャシーをもった海外向け大型モデルである