2023年度中に販売する予定のEV回転板式塵芥収集車「eパックマスター」
ベース車両は三菱ふそう新型eキャンターを採用。塵芥車でポピュラーなホイールベース2500mmの標準キャブ車で、Sサイズバッテリーを搭載する
上モノはディーゼル車用をアレンジしたものをePTOで駆動。荷箱とバッテリーの干渉を防ぐため、荷箱搭載位置はディーゼル車よりも30mm高くなっており、作動油タンクも荷箱前方に移動されている
eパックマスターは社内デザイナーによるフラットかつ角ばったデザインを採用。テールゲートはmスムースドアと称する自動開閉式となっている
mスムースドアは車体側のRFIDにICタグをかざすことでテールゲートを自動開閉するもの。展示車両はドーナツ型のICタグを使っていたが、製品化する際はキーホルダータイプなどになるはずだ
ハイマウントリアパネルに備わる棒型LEDランプは積込装置の負荷状況を3色で表示。写真の緑は負荷が少ない=バッテリーが長持ちする状態で、負荷が高まるにつれて青、紫と変化していく
縦型テールランプの下に備わる3つの青色LEDランプはバッテリー残量を示すもの。満タン時は3個が点灯しており、電力が少なくなるに連れて、上から順に消灯していく
操作パネルはピクトグラムを採用。写真は運転席内の操作パネルで、積込装置のところの操作パネルも同様のピクトグラムを採用する
積込装置内に備わるミラクルキヨラの噴射口(上向き三角形の部分)。荷箱前方のタンク搭載の除菌液を噴射し、ウイルスを除去する。直接暴露を防ぐカーテンも備わる
強力吸引車「パワフルマスターRB150型(4トン車級)」
パワフルマスターの操作パネル