新型はジャッキシリンダーを保持するブーム装置の搭載位置を前方に移動させ、第2軸とジャッキシリンダーの干渉をなくした
ブーム装置が前進したことで前軸のタイヤ負荷率が制限オーバーとなったため重量物の搭載位置を変更。写真の高圧水ポンプはシャシーフレーム上から下に移動し向きも変わった
新型は軽量化のためベース車両を13Lエンジン搭載車から9Lエンジン搭載車に変更。軽量化分を活かして洗浄水の搭載量を300Lから490Lにアップした
コンクリートポンプを動かす油圧ポンプはレバー式から電子制御式に変更。これによりポンプ性能を11%アップし実用域のポンプ性能も向上した
販売価格抑制のためコンクリートポンプ本体は従来型を継続使用する
10階建てビルまでに対応する36m級の4段M型ブームも従来型を継続使用
ブームには圧送時の揺れを抑制する独自の制振装置「KAVS」を搭載。耐久性アップと作業性アップを図る
サビに強いステンレス製フェンダーは美観にこだわる導入ユーザーの鹿島伊藤博組のこだわり装備
ブーム搭載のバックカメラも鹿島伊藤博組のこだわり装備のひとつで安全性アップに寄与
鹿島伊藤博組が導入している39m級ブーム車「ピストンクリート PY165-39」