普免で運転できる話題のトラック・いすゞエルフミオに新たな仲間!? 日産・マツダ向けOEM車には意外な違いも!

先代を受け継ぐラインナップ

日産は、子会社のオーテックジャパンで商用車モデルの特装車を展開してきた。写真はアトラスF26普免モデルのバン専用フルフラットローシャシーをベースとしたドライバン完成車で、オーテック独自設定の北村製汎用バンボディを架装している
日産は、子会社のオーテックジャパンで商用車モデルの特装車を展開してきた。写真はアトラスF26普免モデルのバン専用フルフラットローシャシーをベースとしたドライバン完成車で、オーテック独自設定の北村製汎用バンボディを架装している

 実はアトラス普免車の特装車ラインナップは、先代たるアトラスF24特装車の一部を継承するような内容になっているのだ。シャシーと車両総重量が一変しているので、完全には同じ上モノではなく、一部の車種と架装メーカーが設定されなくなってはいるが、日産の母体ユーザーを意識したラインナップであることは明らかだ。

 いっぽうタイタンLHRでは、エルフミオと同じ電動ダンプ完成車を設定しているものの、ドライバン完成車は未設定。タイタン2~3トン車で設定しているマツダE&T扱いの特装車「TESMA」シリーズの展開も、いまのところLHRにはみられない。これも母体ユーザーの違いだろう。

 もちろん、完成車だけではなくキャブ付シャシーも存在しているので、物理的重量的な制約以外で架装が限定されているわけではない。民需架装として意外なクルマが現れるかもしれないので、期待してウォッチしたいと思う。

 ちなみに、エルフを「カゼット」としてラインナップしているUDトラックスでは、エルフミオを追加する予定はないとのことだった。

マツダでは特装子会社・マツダE&Tで、「TESMA」ブランドの特装車を扱っているが、タイタンLHRではいまのところ特装車の設定はないようで、平ボディ以外は電動ダンプ完成車がみられるのみ
マツダでは特装子会社・マツダE&Tで、「TESMA」ブランドの特装車を扱っているが、タイタンLHRではいまのところ特装車の設定はないようで、平ボディ以外は電動ダンプ完成車がみられるのみ
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