ガソリンや軽油の容器や運搬、貯蔵に関しては、消防法による規制があります。
非常時ですが、単に順法の観点だけではなく、取り扱いを間違えると大変危険ですので、特に一般の人たちがガソリンや軽油を運ぶ際に、これだけは最低限知っておいて頂きたい容器の制限をお伝えします。
まずガソリンの容器の制限は、運搬車両の場合、金属製容器は60リッター以下、金属製ドラムは250リッター以下になります。乗用車の場合、金属製容器22リッター以下です。特に灯油用のポリ容器に引火性の高いガソリンを入れると、ポリ容器が侵され、変形や漏れが生じ、大変危険ですので絶対にやめましょう。
また、軽油の容器の制限は、運搬車両・乗用車共通で、プラスチック容器は30リッター以下、金属製容器は60リッター以下、金属製ドラムは250リッター以下になります。
このほか、一度に運搬できる数量や貯蔵に際しても制限がありますのでご注意ください。 (キャップ)