「フルロード」第2号の「大いなるアメリカントラッカーの世界」に登場していただいた二人の日本人ドライバー、タイユーさんとジョニーさんの記事は、読者アンケートでもダントツの高評価でしたが、特にトラックドライバーの方から「夢と自信を貰いました!」など、たくさんの反響をいただきました。それまで面識が無かったお二人が、「フルロード」での掲載をきっかけに連絡を取り合うようになり、そしてこのほど遂に感動の握手! キャップとしてもこんな嬉しい話はありません。以下、ジョニーさんの奥さんであるハニーさんにその模様を報告してもらいました。ちなみにお二人の記事は、1月19日発売の「フルロード」第3号にもバッチリ掲載されます。
<ご報告>
先日、アメリカントラッカー・タイユーさんとカナディアントラッカー・ゴルゴさんと配達途中に北米大陸のど真ん中、カンサス・シティーでオフ会を実現させたのに続き、タイユーさんとフロリダ産廃ドライバーのジョニーが念願のドライバー・オフ会を持つことが出来ました!
会場はフロリダ、パームベイのジョニー宅。タイユーさんはフロリダ州レイクランドに会社のターミナルがあるので、パームベイで時間が取れるよう、うまく配車してもらえたみたいです。
地図上だけでなく実際に体感された方はお分りかもしれませんが、広大なアメリカで、仕事のついでに会う。それも、自分に最終決定権が無いOTRと言う職業で……。前回タイユーさんとゴルゴさんが会えたことに続き、今回タイユーさんとジョニーが会えたことは実にラッキーでした。
午前中に納品を終えたタイユーさんから連絡が入ります。その頃ジョニーはタンパで引き取りの最中。最初の予定では途中のトラックストップで落ち合って一緒にジョニー宅へ行くというものでしたが、急遽変更。タイユーさんはもう一件近場の仕事を受け、終了後にジョニー邸付近、セイマイ・トラックがUターンできるスペースのあるホテル駐車場で待ち合わせ。
夜、トラックドライバー、二人の出会いは固い握手から始まりました。積もる話もありますが、まずは家に向かいジョニーのシェビー・ブレイザーをタイユーさんのボルボが追います。ハニーも一緒に迎えに行っていたんですが、久しぶりに間近で見るスリーパー付きのトラクタ、53フィートのトレーラー、やっぱり大きいですね。(笑)
一昨日から急に朝晩の冷え込みが厳しくなったフロリダ。今夜のメニューはあったか出汁鍋。がっつり”うどん”も入れました。
まずはビールで乾杯! やはり話題はトラック。同じドライバーならではの”あるある話”に花が咲きます。
「ボクねぇ、スリーパー無しのトラクタと平ボデーで免許取ったもんだから最初バックのやり方がよくわかんなくって……。仕事始めて、せっかくトラックストップまで来ても狭い場所に停められず、駐車場の空く朝まで走った事よくありました」
「やっぱりタイユーさんも? 僕も停められへんと走ったこと何回もあるわ。夜見えにくいから苦手なんやけど、最初の頃は何度も切り返してバックで入れるより、インターステイツ真っ直ぐ走ってる方が楽やもんね」
「ところで、モスコーギー、オクラホマは最初行った時はめっちゃ田舎でびっくりしたわ。ディープなアメリカを見たって感じ、ほんま」
「あぁ、モスコーギーは田舎ですね。テキサスもインターステイツから離れた田舎は凄いです。何故こんな何も無い所にに人が住んでるんだ? って思いますよ」
うん、分る分る!やっぱり大陸を股にかけるトラック乗りの会話や。それを共感しているハニーもやっぱりトラック乗り?!助手席やけど……(笑)!
一度は築き上げた物を無くした二人が、再び将来の目標に向かって歩いている。これもアメリカと言う国のおかげかな?!
この不景気で失業者が多いのも確かですが、定年後の就職が難しい日本と違って年齢、性別、人種にかかわらず平等に門戸を広げているのがアメリカです。やる気と努力と実績で、誰にでも可能性は広がるんです。
意気投合した所、積もる話は限がありませんが、翌日も早朝出発の二人。名残惜しいですが今回のオフ会は10時でお開きとになりました。
それにしても瞳を輝かせながら夢を語る”年季の入った少年二人”はとても素敵。あぁ、でも、タイユーさんごめんなさい。ハニーにとって、やっぱりウチのダーリンが一番や!(笑) by ハニー
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