いすゞエルフミオ公道試乗レポート!! AT限定普免で運転できるディーゼルトラックの実力を探る

いすゞエルフミオ公道試乗レポート!! AT限定普免で運転できるディーゼルトラックの実力を探る

限られたサイズで最適なドライビングポジション

さすがに広々というわけではないが、自分に合ったドライビングポジションを得られるのは気持ちいい。Dレンジでブレーキを踏み続けるとアイドリングストップ&スタートが作動するのだが、撮影時は作動せず。なお左端のスマホホルダーは試乗車(販売会社のキャラバン車)についていた市販品
さすがに広々というわけではないが、自分に合ったドライビングポジションを得られるのは気持ちいい。Dレンジでブレーキを踏み続けるとアイドリングストップ&スタートが作動するのだが、撮影時は作動せず。なお左端のスマホホルダーは試乗車(販売会社のキャラバン車)についていた市販品

 試乗したエルフミオは「シングルキャブ・フルフラットロー・後輪ダブルタイヤ・最大積載量1.25トン平ボディ」というモデル。エルフミオには現在11のバリエーションがある中で、試乗車は2トン積エルフの売れ筋と同一(もちろん積載量は異なるが)で、もっともオーソドックスな車型といえる。

 ちなみに「フルフラットロー」とは、同じサイズの小径タイヤを前後に装着する低床シャシーを指し、「平ボディ」とは架装している荷台形状のことである。

 2トン積エルフと共通の新開発キャビンは、荷台長3m(10尺)の平ボディ架装時に4ナンバー(小型貨物車)登録できるサイズになっている。そのため必然的に室内空間は限られるのだが、キャビン骨格の設計、インパネの形状、ステアリングホイールやシートの調整量、フットペダルの相対位置などを徹底的に最適化したという。

 実際に座ってみると、決して広々とした感じではないが、身長が168cmの筆者も183cmの編集部員も、しっくりと運転できるポジションが得られる。そこからの直接視界とサイドミラー視界も良好。基礎的な運転環境の改善を、地道に積み上げてきた成果がうかがえるような運転席だ。

 メーターパネルは見やすく機能的なデザインで、コラムレバーの配置は常識的なもの。ルームミラーはバックカメラの広角映像を表示する。インパネにずらりと並んでいるスイッチホールは、架装やADASの追加機能に備えたもので、平ボディ車だと実際にスイッチになっている箇所は少ない。標準のAM/FMラジオはBluetooth対応で、USBタイプAのソケットもついている。

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【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

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今号では、昨年2月中旬から出荷を再開した日野プロフィアの2024年モデルに試乗。燃費性能と安全性能もアップし、新設計AMTで走りも別モノに進化した新モデルの実力に迫ります。また、「だれでもトラック」いすゞエルフミオEVの公道試乗を実施。AT限定普通免許で運転できるEVトラックの魅力をお伝えします。大好評の「働くクルマの大図鑑」は、飲み物を運ぶその究極のカタチ「ボトルカー」を特集しました。ボトルカーの構造から製造工場のレポート、知られざる歴史、さらにはeキャンターのボトルカーの試乗レポートまで盛りだくさんの内容になっています。