テロ対策で新たに導入された構内ルール
港のコンテナヤードに行く時も独自の構内ルールがありますね。米国では国土安全保障省(DHS)と沿岸警備隊(USCG)が2007年3月に「TWIC」(Transportation Worker Identification Credential=運輸業界従事者の身分証明)と呼ばれる港湾安全保障プログラムを導入しました。
同制度は、テロリストによる本土攻撃を防ぐために、国外との接点が大きい港湾での警備体制を強化するというDHSの政策判断に基づいているようです。
TWICカードを持っていなくても積みに行ける港もありますが、基本的には厳しいチェックと構内ルールを守って、エスコート(警備員がカートで先導してドックまで誘導する)を利用すればOKです。
スピードリミッターにもそれぞれ独自ルール
大手運送会社ではそれぞれの独自ルールがあったりします。例えばスピードリミッターは、最高速度が時速68マイル(時速109㎞)の会社もあれば65マイル(時速104㎞)のところもあって、それぞれ違います。
もちろんスピードリミッター装置が付いていない会社もあります。目的はスピード超過による事故防止や省燃費だと思いますが、リミッター装着車は追い越しする時に加速できないので、二車線道路の後が詰まってくる状況を時々見かけますね。追い越される側も減速しないので、なんだか余計に危ないなぁ~と思うことがあります。
私のトラックにリミッターは付いていません。でも燃費を考えて、追い越しする時以外は時速68~70マイルで、回転数は1500rpmをなるだけ超えないように、そしてできるだけ定速走行を心がけています。
この業界、決まりやルールを取り上げたらキリが無く、本当にここで書き切れないくらいたくさんのトピックがあるなぁ~。
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