ヒロの海コン物語 歴史篇 その9
1955年(昭和30年)5月に、「アメリカ初のLBO(レバレッジド・バイアウト)」と呼ばれているらしいんですが、「買収先企業の資産を担保に買収資金を借り入れて行なう企業買収」ってヤツで、短時間でパンアトランティック・スチームシップの親会社であるアメリカ最大級の海運会社ウォーターマン・スチームシップ(Waterman Steamship)を買収。その2カ月後までに、ウォーターマン・スチームシップのホテル、乾ドック、周辺事業等の不要資産を売却しつつ、「船でトレーラを運ぶ」アイデアに興味を示した連邦政府から、288台のトレーラを載む事ができるRO‐RO船7隻の建造資金として6300万ドルの政府融資保証を取り付ける。と、こんな感じで、自ら育て上げたアメリカ最大級の運送会社を捨て、フツーの人にはよくわかんないけど「スゲー!」ってことだけはわかる技を使いながら船会社の経営者となり、従来より荷役コストが75%削減できる「船でトレーラを運ぶ」ってなアイデアを実現させようとしたワケなんですが、ここでまた凄いことを考えます。
ヒロさんのブログのURL
http://ameblo.jp/trailer/
コメント
コメントの使い方