UAE=アラブ首長国連邦は建設部門への継続的投資が期待される成長市場である。
1983年から販売を開始した三菱ふそうにとっても重要な市場だが、このほどディーゼルの「キャンター」に続き、いよいよ電気トラックの「eキャンター」の販売を開始。石油産出国でのBEVトラックの販売に注目が集まっている。
文/トラックマガジン「フルロード」、写真/三菱ふそう・AHM
UAEでeキャンターを発売
三菱ふそうトラック・バスは、アラブ首長国連邦(UAE)で電気小型トラック「eキャンター」の販売を開始した。UAEでの「eキャンター」の投入は初めてで、同市場における持続可能な商用モビリティ推進に向けた重要なステップとなる。
同国での三菱ふそうの正規販売代理店である Al Habtoor Motors (本社:アラブ首長国連邦、以下AHM) と協力し、ドバイで車両発表会が開催された。
発表会にはユーザー、パートナー企業、関係者が一堂に会し、都市部やラストマイル輸送におけるゼロエミッションソリューションへの移行を支援する三菱ふそうの取り組みが強調された。
ふそうブランドにとってUAEは重要な市場であり、小・中・大型トラック、そして小型バス「ローザ」や大型バス「BA」まで、幅広い製品を展開している。
その販売代理店であるAHMは、8つのショールーム、11の部品アウトレット、7つのサービスセンターから成るふそうブランドの販売網を持ち、ふそうブランドの市場牽引の長い歴史を支えてきた。
販売代理店との協力関係を通じ、「キャンター」は市場導入以来、小型部門においてトップシェアを維持してきたという。
UAEと三菱ふそうと「キャンター」
小型セグメントでトップシェアを維持する「キャンター」は、三菱ふそうの川崎製作場から完成車として輸出している。2020年には、UAEで販売されている小型トラックとしては初めて欧州排ガス規制「ユーロ5」に適合した改良モデルを導入した。
電気小型トラックの「eキャンター」に関しては、2021年10月上旬にUAEで開催された「第23回水・エネルギー・技術・環境展(WETEX)」および「ドバイソーラーショー」で初公開。
特にWETEXで公開されたeキャンターは、UAEの企業向けにディーゼルやバイオディーゼル、ガソリンの発注と配送をオンラインで管理し、オペレーションの最適化を支援するサービスを提供しているENOC Link社と共同開発したもの。
通常のスチール製タンカーに比べて30%軽量化されたアルミニウム製タンカーボディなど、効率性を高めるための特別な機能を備えた先駆的な車両で、クラウドに接続して燃油供給データを瞬時かつ継続的に送受信する計測機能が搭載されていた。
【画像ギャラリー】中東の産油国・UAEに初めて投入される三菱ふそう「eキャンター」(4枚)画像ギャラリー






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