担当部署が変わって乗ったトラックのポンコツぶりに絶句!! トラックドライバーに聞く最近不安なこと【生コン車ドライバー編】

担当部署が変わって乗ったトラックのポンコツぶりに絶句!! トラックドライバーに聞く最近不安なこと【生コン車ドライバー編】

 津軽三味線奏者にしてトラックドライバーという異色の経歴のかんちゃんですが、最近の悩みは新しい相棒です。

 いや「新しい」といいましたが、相棒のちっとも新しくないところが不安なんですね。どういうことでしょう?

文/生コン車ドライバーかんちゃん、写真/かんちゃん・フルロード編集部
*2025年12月発行トラックマガジン「フルロード」第59号より

この年齢で担当部署が変わる不安

担当部署が変わって乗ったトラックのポンコツぶりに絶句!! トラックドライバーに聞く最近不安なこと【生コン車ドライバー編】
こちらはかつての相棒バルクトレーラ

 皆さんお疲れ様です。津軽三味線トラッカーのかんちゃんです。私が勤めている会社は土木系のグループ会社なのですが、いろいろな部署があります。メインは土木産業の部門なので、それに付随して砂利プラント・生コンプラント・コンクリート補修部門、それぞれに付随する輸送部門という感じです。

 輸送部門も4つに分かれていますが、もちろん会社的にはすべて同じ会社です。ダンプ部門、生コン車部門、重機回送部門、そしてセメント輸送部門の4つで、私は入社当時(平成11年)からセメント輸送部門に所属しており、たまに生コン車にも乗務しながらも2025年の3月までセメント輸送に携わってきました。

しかし、いろいろな事情がありセメント輸送はすべて外注に切り替えることになり、自社の生コンプラントへセメントを輸送していた2人と2台は社内で仕事を失う事態に……。

 会社ともいろいろと相談して悩んだ結果、2人とも生コン車部門に移籍することになりました。26年間セメント輸送に携わってきて、この年齢で部署が変わるとは思ってもみなかったので、さすがに「不安」は隠せなかったですね。

 でも私は入社当時からセメント輸送が暇な時は生コン車にも乗務していたので、まるっきりの1年生でもなく、仕事に対する「不安」はそれほどでもなかったです。

担当車両が変わる不安

 「不安」とは違うのかも知れないのですが、36年間ずっとトレーラに乗り続けてきたので、単車でホイールベースの短い生コン車が本当に怖かったです。業務が変わる「不安」よりも担当車両が変わる「不安」のほうが大きかったですね。

 特に私の地域は北海道なので、半年間はアイスバーンでの業務になります。皆さんは「トレーラのほうが危険でしょ!」と思いますよね。でも乗り慣れている人にとってはトレーラのほうが安全というか、コントロールしやすいんですよ。

 ヘッドとシャシーの連結のためなのか、アイスバーンで急ブレーキをかけてもそれほど不安定なことにはなりません。ヘッドの軸がカプラによってシャシーと繋がっているので意外と安定しているんですよ。

 これはアイスバーンでのトレーラ乗務体験がないとわからないことかもしれませんが、私は断然トレーラのほうが安全運転できる自信があります。

 いっぽう生コン車やダンプトラックは極端にホイールベースが短いため、ちょっとしたブレーキングで後ろ軸が滑り出し、あっという間にスピンしちゃいます。特にダンプトラックは回りやすいですね。

 生コン車も滑るのですが、基本重心が後ろ側なので、逆にフロントの制御が効きません。実車になるとますます効かなくなります。いろいろとテクニックはあるのですが、最初の頃は本当に苦労しました。

 ということで、私の場合はこの歳(56歳)になってまさかの担当部署&担当車両が変わるという「不安」が今最大の不安でしょうかね。それでも生コン車専属になって半年が経つので、少しずつ慣れてきましたが……。

 おそらくこのまま定年まで生コン車部門だとは思うのですが、良い同僚に囲まれて、これならなんとか定年まで。……定年以降も身体が続く限りトラックドライバーは続けていきたいですね。

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