恐山~死の彷徨 その11
野辺地町からは国道279号線を陸奥湾に沿って北上、むつ市を目指します。その途中で冬の日は完全に暮れ、車窓から見えるのはただただ雪、雪、雪…。ここまで来ると、全員が極度の緊張と先の見えない不安からハイテンションになり、ミョーに雄弁になったり、突然、歌を歌い出したりと、挙動が目に見えて不審になってきます。元々、精神的に追い詰められると弱いナイスなどは、「鉄腕アトム」を絶唱しては次の瞬間、黙り込むという行動を、すでに2時間も繰り返しています。
いつもはこれを「うるせえ~!」と言って怒鳴りつけるガミさんも、すでにその気力はなく、全員が敗残兵のようになりながら、それでも「帰る」と言い出さないのですから、すごいわ!新宿ナカヨシ会!(何が彼らを支えているのでしょう!!) (続いちゃうもんね) 山高一浩