重トラクタユーザー必見! ボルボFH・24年モデルでフルエアサス3軸6×4駆動の「グローブトロッター」ついに実現!

いすゞ傘下後もUD販社・ボルボトラックスディーラーで取り扱い継続

24年モデルとして投入予定のFH6×4Tフルエアサス・グローブトロッター
24年モデルとして投入予定のFH6×4Tフルエアサス・グローブトロッター

 24年モデル・FH6×4Tグローブトロッター仕様には、ホイールベース3000mm車と同3200mm車を設定する。第5輪荷重は20トン。エンジンは、12.8リッター直列6気筒インタークーラーターボ「D13型」で、出力仕様は最高出力551PS/1458-1700rpm・最大トルク2652Nm(270kg・m)/1000-1458rpmのみ展開する。

 トランスミッションは、12段機械式自動変速機(AMT)の「i-シフト」が標準で、メーカーオプションでDCT機構を組み込んだ「i-シフト・デュアルクラッチ」の選択も可能。ただし、i-シフト車では標準の最終減速機構がハブリダクションとなるが、i-シフトDCT車はシングルリダクションのみとなる。このほかメーカーオプションでクローラーギアも設定する。

 なお、24年モデル・プロトタイプ車は、ほぼ23年モデルに準じるようで、左右両サイドのミリ波レーダー式BSIS(側方衝突警報装置)、超低速対応全車速ACCなどのADAS(先進ドライバー支援システム)や、サイドドア下端に追加されたステップカバーやフロント格納ステップ用シーリングなど細部の空力改善アイテム追加といった共通点がみられた。

 ところで、日本国内でのボルボ・トラックス製品は、UDトラックスの一部門であるボルボ・トラックセールスが輸入総代理店となって販売している。いまやいすゞ自動車グループとなっているUDトラックスだが、ボルボ車の取り扱いについては従来から変更はなく、引き続きUD販社およびボルボ・トラックス正規ディーラーで販売ならびにアフターサービスを行なっていくとしている。

【画像ギャラリー】広いキャブはやはりイイ! 24年モデルで追加予定のボルボFH6×4Tグローブトロッターを見る(12枚)画像ギャラリー

最新号

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

【解説&試乗】日野プロフィア2024年モデル フルロードvol.55 本日(12/10)発売!!

今号では、昨年2月中旬から出荷を再開した日野プロフィアの2024年モデルに試乗。燃費性能と安全性能もアップし、新設計AMTで走りも別モノに進化した新モデルの実力に迫ります。また、「だれでもトラック」いすゞエルフミオEVの公道試乗を実施。AT限定普通免許で運転できるEVトラックの魅力をお伝えします。大好評の「働くクルマの大図鑑」は、飲み物を運ぶその究極のカタチ「ボトルカー」を特集しました。ボトルカーの構造から製造工場のレポート、知られざる歴史、さらにはeキャンターのボトルカーの試乗レポートまで盛りだくさんの内容になっています。