1カ月半ぶり出荷再開! スカニア大型トラック・バス、排ガス規制に適合!

 スウェーデンの大型車メーカー、スカニア社の日本現地法人・スカニアジャパンは9月6日、販売を停止していた12.7リッターエンジン搭載車と9.3リッターエンジン搭載車の出荷を再開すると発表した。

 国が定める装置型式指定の申請で必要な試験の一つ、排ガス劣化耐久試験において不備が判明したことから、7月12日以降の出荷を停止していたが、このほど国交省の立ち合いのもと実施された実証試験で、保安基準に適合していたことが確認された。

文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部

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基準値より大幅に優れた排ガス値を実証

スカニア「Rシリーズ」の4×2セミトラクタ。4×2セミトラクタは、日本市場におけるスカニア車の主用途の一つ。Rシリーズは高床キャブモデル。

 出荷が再開されるのは、平成28年排出ガス規制(ポスト・ポスト新長期規制)適合の12.7リッター直6エンジン「DC13-G1型」および9.3リッター直5エンジン「DC09-G1型」を搭載する大型トラックと、12.7リッター直6エンジン「DC13-115A型」を搭載する大型バス。

 これは、日本の排ガス劣化耐久試験の実施要領に対する同社の理解不足から、スカニア本社で実施された同試験に不備があったことが判明していたもので、7月12日に国交省へ報告するとともに、上記の当該車の出荷を停止していた。

 要領に対して不備のあった当初の排ガス劣化耐久試験だが、その試験中に測定された窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)は基準値の2分の1以下、一酸化炭素(CO)、非メタン炭化水素(NMHC)は基準値の10分の1以下と、基準値よりも大幅にクリーンな排出レベルで、試験の不備も故意ではなかった。

 そのため、改めて要領に基づいた実証試験が、国交省立ち合いのもと実施された結果、保安基準に適合していることが確認された。約1カ月半ぶりの出荷再開にあたっては、納車予定ユーザーそれぞれに直接、出荷日程を連絡するという。

 なお、劣化耐久試験とは直接の関係はないが、燃費性能試験での不備はなかった。

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