■万全のコロナ対策で感染予防を徹底
気になる新型コロナの感染対策は、出展者・来場者に対するマスク着用の徹底、手指の消毒、検温の実施などの基本対策のほか、QR コードを活用した受付システムの採用で事前登録者は受付を通らず入場を可能にするなど、新たなサービスを導入。
厚生労働省の新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」や神奈川県独自の「LINEコロナお知らせシステム」の登録も呼び掛けている。
■講演・パネルディスカッションも多彩に……
「ジャパントラックショー2022」のメインテーマである「物流、新時代へ」に合わせ、主催者特別講演として多彩な講師陣による講演・パネルディスカッションを実施。2会場で18本のプログラムを予定している。
ウィズコロナ時代、SDGs対応などますます変化を求められる物流業界の課題解決となるプログラムで、車両メーカーの最新戦略から大手・中堅物流企業の企業戦略、国土交通省の取り組みなど、物流企業にとって関心の高いテーマでプログラムを構成し、来場者誘致に努めるとしている。
■最終日の 土曜日は 「パブリックデー」
ジャパントラックショーでは、これまで「パブリックデー」と称して最終日には一般の人を誘致し、トラックに親しむ機会を提供してきたが、今回も5月14日(土)にパブリックデーを実施。
スタンプラリーは、会場内でスタンプを集めると、出展者からの協賛を募った景品が当たる抽選会も行なうなど、働くクルマが好きな子供たちに楽しんでもらえる内容のイベントになっている。
また、大型 トラックの運転席体験や珍しい働くクルマを間近で見ることで、安全についての考えを深めてもらう機会を提供したいとしている。
■南会長が語る「ジャパントラックショー2022」開催への思い
主催の国際物流総合研究所の南元一会長は、開催にかける思いを次のように語っている。
「2020年は、新型コロナの影響で直前に開催を断念せざるを得ず、出展者さんや来場を楽しみにされていた皆さんに大変ご迷惑をお掛けしました。5月12日開催予定の『ジャパントラックショー2022』では、お待たせした分、中身の濃い展示会にしようとジャパントラックショー事務局一同張り切っています。
正直言って、今回の開催にこぎつけるまでいろいろな紆余曲折がありました。新型コロナの影響が一番大きかったですが、それ以外にも半導体などの供給不足の影響でベースシャシーが入ってこず、出展を予定していた架装メーカーさんの出展辞退が相次ぎピンチに直面しました。
しかし、その穴を埋める形で新規の出展者さんが大幅に増え、ホッと胸を撫でおろしたこともありました」。
■物流企業によるショーの応援団「サポーターズ」
また、ジャパントラックショーの開催を支援してくれた有志による応援団にも感謝の言葉を述べている。
「私どものの独自の取り組みとして、物流企業有志によるジャパントラックショー・サポーターズの存在があります。現在515社、トラックの保有台数換算にして約15万台を有する物流企業さんに加入していただいております。
サポーターズの皆さんには、ジャパントラックショーの力強い応援団として、より多くの人たちに来場を募るほか、ショーの会期中には、出展者とサポーターズの交歓の場を設けたり、物流企業同士のビジネスマッチングイベントも企画しております。
物流企業の皆さんとより近く一体となってショーを盛り上げ、業界の発展に寄与する……、それがジャパントラックショーの大きな特徴であり役目だと思っています」。
「ジャパントラックショー2022」の会期は、今年5月12日(木)~14日(土)の3日間。開場時間は10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)。会場は、横浜市西区みなみらい地区の「パシフィコ横浜」A~Dホール、屋外ピロティ、コンコース。来場者は5万人を見込んでいる。
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