日野自動車は、市橋保彦氏(現副社長)が新社長に就任する役員人事を発表しました。
市橋新社長は、1952年3月22日生まれの61歳、愛知県出身。1974年3月に岐阜大学工学部卒業、1974年4月にトヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社、1999年1月に同社第2開発センターのチーフエンジニアに就任、2003年6月に同社の常務役員に就任、2004年6月にトヨタテクニカルセンターU.S.A㈱の取締役社長に就任、2006年4月にトヨタモーターエンジニアリングアンドマニュファクチャリングノースアメリカ㈱の執行副社長に就任、2008年6月にトヨタ自動車の専務取締役に就任、2010年6月に関東自動車工業の取締役副社長に就任、2012年4月に日野自動車の顧問に就任、さらに2012年6月に同社の取締役副社長に就任して現在に至っています。
日野自動車に来てまだ日は浅いですが、トヨタの開発畑出身で、日野が特に力を入れるアメリカ市場でマネージメントの経験があることは強みになると思います。
そのほかの主な役員人事としては、現代表取締役副会長の市川正和氏が代表取締役会長に就任するほか、現代表取締役会長の岡本一雄氏は相談役に、現代表取締役社長の白井芳夫氏も相談役に就任する予定です。
なお今回の代表取締役の人事は、日野自動車の第101回定時株主総会(6月21日)後の取締役会で正式に決定する予定です。
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