SMLいすゞの「プレステージGS」。5代目エルフ最終型ワイドキャビンを導入する最新型。プレステージ系は後輪ダブルタイヤのGVW(車両総重量)5.5~6.4トン小型モデル。エンジンは102PSのSLT6型3.5リッター直4で、前身はマツダSL型だがコモンレール燃料噴射システム、インタークーラーターボ、尿素SCRの採用でBS6排ガス規制をクリアする
SMLいすゞの「サルタージGS HG72」。サルタージ系は後輪シングルタイヤのGVW5~7.5トン小型モデルで、かつHG72はシャシーを強化したGVW7.2トン車である。エンジンは102PSのSLT6型
SMLいすゞの「サプリームGS」。サプリーム系はGVW7.49~8.5トンの中型クラス(ICV)車である。ICVは全車後輪ダブルタイヤを装着する。エンジンは102PSのSLT6型と変わらない
SMLいすゞの「スーパーGS」。スーパー系はGVW8.7トンの中型クラス車。エンジンは102PSのSLT6型
SMLいすゞの「サムラットGS」。サムラット系はGVW10~11トンの中型クラス車。エンジンは102PSのSLT6型
SMLいすゞの「サムラット1312XT」。SMLI最大のGVW12.9トンの中型クラス車である。エンジンは116PS・3.5リッター直4のSLTHT6型。時期不明ながら(2010年台半ば以降?)、タイタンキャブに6つの孔があるフロントグリルと角型2灯ヘッドライトを装着、エルフ調スタイリングに寄せたものが現れた。ただし全面的なフェイスリフトではなく従来顔も継続中
SMLいすゞの中型バス「ヒロイ」。20年夏にデビューした最新の20~44席バスモデルだ。エンジンは116PS・3.5リッター直4のSLTHT6型である。25年1月にはBEVモデルも発表された。ヒロイはやはり「広い」に由来?
SMLいすゞの「サムラットXM」。XMシリーズは従来のタイタン(ワイド)キャビンを用いる(XM=ex.Mazdaか?)。写真は左ハンドルの輸出モデル。サムラット系なのでGVW10トン超のモデルだろう。かなりGSに置き換わってきたが、いまもGSと並行生産されているようで、特殊用途シャシーや輸出車で用いられている
SMLいすゞの「サルタージXM 4WD」。後輪シングルタイヤGVW6.9トンの総輪駆動モデル。道路未整備の居住地帯への物流・飲料水輸送や、警察・軍向けの車両といった特殊用途のための4WDシャシーである。エンジンは102PSのSLT6型。フェイスリフト車だが、スワラジマツダ時代の「T3500」エンブレムを継続していることでも、ブランドの定着ぶりがわかる
2011年発表のSMLI製いすゞブランド車「IS12T」。GVW12トン中型トラックで写真は左ハンドルの輸出仕様。いすゞ製の150PS・5.2リッター4HK1型エンジンと6速MTを積むインドでは破格のモデルだった。巨大なフェンダーに載ったタイタンキャブにISUZUエンブレムが輝くスタイリングはまさに異色
2007年秋にいすゞブランド車として生産・販売を開始したSMLI史上最大の全長11m級大型観光バス「LT134PR」。SMLI製のヨーロッパ調バスボディを、いすゞ製の総輪エアサス・リアエンジンバスシャシーに架装したもので、エンジンもいすゞ製6HK1型230PS・7.8リッター直6という、インドではかなりハイスペックなバスだった
M&Mの小型トラック「ロードキング・オプティモ」。フェイスリフトとハイルーフ化でかなり変貌しているが、日産H40型キャブスターの血を引くGVW6.9トン車である。BS6規制をクリアするエンジンは82PS・2.5リッター直4ディーゼルのmDi CRDe型
M&Mの小型トラック「ジャヨー」。こちらは後輪シングルタイヤのGVW4.9トン車で、エンジンは1PS少ない81PS・2.5リッター直4のmDi Tech型となる
オプティモと同じ車格で、中型キャビンをナロー化(1.85m幅)したキャビンを得ている。写真は後輪シングルタイヤ仕様はエンジンも82PSのmDi CRDe型でオプティモと共通だが、ダブルタイヤの重架装仕様では125PSの3.5リッター直4のmDi Tech型となる
M&Mの中型トラック「フリオ14HD」。フリオはGVW11~17トンをカバーする中型トラックとして2018年末にデビューした。写真はGVW14トンクラスの強化シャシーモデルでエンジンは104PSの3.5リッター直4・mDi Tech型のみ。フリオシリーズには前述の「7」のほか、GVW10トン・124PS仕様のmDi Tech型を搭載するフリオ10も追加されている
M&Mの大型トラック「ブレイゾーX」。GVW28~49トンをカバーする大型トラック。前身は2010年にナビスター(現インターナショナル・モーターズ)と共同開発した「MN」で、2016年に「ブレイゾー」への改良を経て、2019年にBS6適合車としてデビューした。エンジン280PSの7.2リッター直6・mPOWER型。写真はGVW49トンクラスの6軸12×2駆動車型