多目的作業型ウニモグこと「ウニモグ405シリーズ」の透視図(写真:Daimler)。車名は「UNIversal MOtor Gerät(ウニファーサル・モートル・ゲレート)」、意訳すると「汎用動力装置」のアクロニムである
ウニモグ405シリーズの用途例。左上から時計回りで、軌陸式架線工事用高所作業車、除雪車、草刈り車、林業用ローダークレーン車(写真:Daimler)
ウニモグ・WaVeデモンストレーター(写真:CVC Nutzfahrzeug)。取材時は撮影不可だったが、この写真と同様の、アタッチメントを外した状態の実車を見学できた
フロントに草刈り用アタッチメントをマウントしたWaVeデモンストレーター(写真:Daimler)
WaVeデモンストレーターの製作(写真:CVC Nutzfahrzeug)。キャブ後方に圧縮水素ガスを貯蔵する70メガパスカル圧力タンクの様子がわかる
ヴェルト・アム・ラインで草刈り作業を行なうWaVeデモンストレーター(写真:Daimler)
WaVeデモンストレーター(写真:Daimler)。フロントにアタッチメントの一つ、ゲルハルト・デュッカー社製の草刈り装置・MK25を装備。アタッチメントは着脱可能な作業装置のことで、ウニモグの高出力油圧供給システムまたはPTO装置によって作動する
WaVeデモンストレーター(写真:Daimler)。草刈り装置・MK25は、2つの草刈りユニットを複合したモデル
WaVeデモンストレーターによる草刈りテスト(写真:Daimler)
WaVeデモンストレーターによる草刈りテスト(写真:Daimler)。キャブの後方を圧縮水素タンクおよびガス充填器に占められるため、平ボディ型の荷台が短くなっている
WaVeデモンストレーター。草刈り装置を格納した走行状態(写真:Daimler)
ウニモグは元ダイムラーベンツの航空エンジン技術者・フリードリヒ博士が、農業機械に動力を提供できる4WD車として、1946年にエアハルト&ゾーネ社で開発した「ウニモグ70200」が始祖。'48年にボェーリンガー社で生産開始も供給力不足で、'51年にダイムラーが全権利を得てガゲナウで量産を始めた。写真は70200のダイムラー生産モデル「ウニモグ2010」
通常のウニモグ405シリーズを用いた道路維持管理車両たち(写真:Daimler)
ウニモグ405シリーズの用途例。材木運搬フルトレーラの牽引車(写真:Daimler)
ウニモグ405シリーズの用途例。草刈りアタッチメントによる路肩作業(写真:Daimler)
ウニモグ405シリーズの用途例。ロータリー式除雪アタッチメントによる除雪作業。荷台には融雪剤散布装置も見える(写真:Daimler)
ウニモグ405シリーズの用途例。路面清掃車(写真:Daimler)
ウニモグ405シリーズの用途例。路面清掃車のキャブ内のようす(写真:Daimler)
ウニモグ405シリーズの用途例。ザグロ(ツァグロ)社製の軌陸装置と、リアに高所作業装置を架装した鉄道架線の検査・工事用の保線車両とみられる(写真:Daimler)
ウニモグ405シリーズの用途例。シュトゥットガルト消防隊の表記と、フロントにウインチ装備があることから、レスキュー系の車両とみられる(写真:Daimler)