5月30日の4社協業発表会見。左から日野の小木曽聡社長CEO、トヨタの佐藤恒治社長CEO、ダイムラーのマーティン・ダウムCEO、三菱ふそうのカール・デッペンCEO
トヨタと日野の共同開発による大型FCトラック・プロフィアZ FCVプロトタイプ
ダイムラーで開発中の大型FCセミトラクタ・メルセデス・ベンツGenH2。非常に高度なFCパワートレイン制御技術も搭載している
トヨタと日野が共同開発したトヨタ・ダイナ(日野・デュトロのトヨタブランド車)をベースとする小型FCトラック実証試験車
三菱ふそうが2019年に発表したコンセプト小型FCトラック・eキャンターF-CELL
トヨタのFCモジュール・タイプ1。本体は化粧ケースの中で、トラック搭載に適したレイアウトで補機類を装着したものである。プロフィアZ FCVでは、改良型モジュール2基を重ねてエンジンコンパートメントに搭載している
トヨタが2018年に発売した大型FC路線バス・SORA
トヨタが2023年6月12日に発表した次世代FCシステム。現行のFCセルに対して、高寿命(メンテナンス期間2.5倍)、省燃費(航続距離20%アップ)、低コスト(FCスタック比で1/2)を実現する次世代FCセルの開発が進められている。2026年に実用化を予定する
次世代FCシステムでは、小型商用車から大型トラックおよびセミトラクタまで、すべて同一のFCセルを採用する。出力の違いは、スタックに内装するセル数を変更することで、コスト抑えながら豊富な出力バリエーションと多彩な車種に対応するコンセプトだ
ダイムラーとボルボの合弁FC開発・生産会社、セルセントリック社の大型トラック用ヘヴィデューティーFCモジュール。写真は2基のモジュールをボルボFHのフレームにマウントした状態をイメージしたもの
ダイムラーの大型レンジエクステンダーEV路線バス、メルセデス・ベンツ・eシターロ・フューエルセル。「レンジエクステンダーEV」とは、基本的にはバッテリーEVだが、バッテリー充電率が低下した時のみ発電デバイスを用いるEVである。eシターロFCは、その発電デバイスにトヨタ製FCモジュールを採用した