UDトラックスのレジェンド
6TW12型最終モデルの登場からわずか1年後の1969年、ボンネットおよびキャブを一新した「6TW13型」がデビューする。この改良では、ラダーフレームシャシーの軽量化を実施するとともに、14年にわたり顔となってきた『剣道のお面グリル』がついに引退、フロントノーズに組み込まれた4灯ヘッドライトとアリゲーター式ボンネットフードを備えるエクステリアとなった。
そして、さらに3年後の1972年9月、新規開発の4ストローク燃焼10リッター直噴V型8気筒・330PSエンジンとモダンなスタイリングを採用した新大型ボンネットトラック「TW50型」が誕生し、ボンネット総輪駆動トラックも同じエンジンを搭載した「TZ50型」へ移行、6TWシリーズはついにラインドロップの日を迎える。
それまでなんと17年もの間、6TWシリーズと2ストUDエンジンは、日本のハイパワー6×4大型トラックニーズに応え続けてきたことになる。まさに『UDのレジェンド』というべきトラックだろう。
【画像ギャラリー】UDトラックスのレジェンド「ミンセイ6TW12」超高速大型重トラック(15枚)画像ギャラリー

















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