単なる語呂合わせじゃん、と言われればその通りなんですが、10月9日は「トラックの日」。
全日本トラック協会(全ト協)と47都道府県トラック協会が平成4年から「トラックの日」と定め、毎年全国各地で多彩なイベントを繰り広げ、緑ナンバーのトラックの役割や重要性を社会にアピールしています。
そんな「トラックの日」にまつわるさまざまな話題を集めてみました。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部 ポスター/全日本トラック協会 写真/フルロード編集部・TOYO TIRE
【画像ギャラリー】10月9日はトラックの日! 今年も多彩なイベントが予定されている(5枚)画像ギャラリー約1100名が出席し名古屋で「全国トラック運送事業者大会」を開催
まず10月5日には、全国のトラック運送事業者約1100名が出席し「第27回全国トラック運送事業者大会」が名古屋で開かれました。
開会の挨拶で坂本克己全ト協会長は、トラックドライバーの確保と労働環境の改善のため、適正な運賃収受・燃料サーチャージ制の活用などを強く訴えました。
大会では、「私たちトラック運送事業者は、我が国の国民生活、産業活動を支えるライフラインであり、災害時には被災地に向けた救援物資輸送の担い手として、また、コロナ禍においてはエッセンシャルワーカーとして、重要な使命を果たすべく、日夜懸命に努力している。
トラック運送業界では、業界の基盤整備を推進するため、取引環境の適正化によるトラックドライバーの労働環境の改善が必要である。
そのため、「標準的な運賃」や「燃料サーチャージ制」などさまざまなルールを活用し、適正な運賃・料金収受を成し遂げるため、鋭意取り組んでいかなければならない」。
といったことを大会の総意として決議。全体的に荷主企業に対する要望を強く打ち出していたことが印象的でした。
47都道府県トラック協会の各種イベントも目白押し
すでに開催済みの催しもありますが、10月9日当日、もしくはそれ以降に各都道府県トラック協会で開催するイベントも多数あります。主だったものをピックアップしてみると……。
北海道札幌地区では10月9日、オリジナル絵本の寄贈、「チビッコ集まれ!」読み聞かせ広場on YouTube」の配信。
北海道十勝地区では10月9日、トラックの森づくりエコ植樹・街頭啓発、こども絵画コンクール受賞者発表。
青森県では10月9日、「トラック感謝デー2022」を開催し、車両展示やトラック綱引き大会、スタンプラリー、ステージイベント、ラジコントレーラ操縦体験、人材確保・トラック輸送PRパネルの展示。
山形県では10月9日・10日、「トラックが運んでいる新鮮野菜等大販売会」、働くクルマやラッピングトラックの展示。
埼玉県では11月20日、「交通安全・環境フェア」を開催。
富山県では10月15日、「第2回わたしたちの夢のトラック『こんなトラックあったらいいな』小学生絵画コンクール」表彰式、ラッピングトラック出発式。
静岡県では10月9日、「トラックフェスタ2022」を開催。
滋賀県では10月15日、「第7回滋賀県交通安全フェア」を開催。
京都府では11月5日、「育てよう!きょうとトラックの森 チャレンジ里山体験」を開催。また11月23日、「トラックフェスタ2022」を開催。
広島県では10月9日、「第29回ひろしまトラックまつり」絵画コンクール表彰式、学生向けビジネスコンテスト「とらビズ!」審査結果発表。
福岡県では10月9日、「TRUCK FES 2022」音楽ライブ、キッズダンス、クイズ、ビンゴ大会、シートベルトコンビンサー、子ども安全免許証、VR体験、縁日、警察車両展示など。
沖縄県では10月15日、絵画コンクール表彰式、大型車両乗車体験、ウイング車を舞台にしたラジオ出前生放送など。
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