トラックドライバー通信「今年の文句は今年のうちに」
現役トラックドライバーの生の声で綴る「トラックドライバー通信」ですが、もう年の瀬だし、今回のお題は【トラックドライバー「ゆく年くる年」 今年の文句は今年のうちに】に決定しました。1年間、トラックに乗って走っていれば、さまざまな不平・不満・愚痴が溜まってくると思うのですが、この際、全部吐き出しちゃって新しい年を迎えようというのが今回の狙いでございます。「うん分かる!」「その通り!」と共感できるものから、「ウ〜ム!」と考えさせられるものまで、たくさんのトラックドライバーのいろいろな「文句」が集まりました。ここでは、締め切りの関係で「フルロード」に載せられなかった鰻さんの投稿を以下にご紹介します。
皆さん、コンニチワ、鰻です。
今回のテーマは『トラックドライバー「ゆく年くる年」 今年の文句は今年のうちに』ですね。「文句」は2つあるのですが、まず1つは「時間」の問題です。
ドライバーの皆さんなら、必ず直面するであろう問題に「出発時間は遅くなっても、到着時間は間に合わせてくれ」があると思います。
今は、社速等で無理な運行はあまり出来ないし、うちの会社も「出発が遅くなって、無理して事故するくらいなら、延着も仕方ない」と言っています。
でも、うちは当日配送の空港貨物のコンテナを扱ってるのですが、普通の貨物と違って配送したら終わりではなく、到着先の空港からの配送があるので、それも考えなければいけません。
遅くなった時は各所に連絡をして指示を仰ぎ、場合によっては、コンテナからバラして各ローカル空港に発送にしたりと、仕事が増えます。
なので、なるべく定時に出発をしたいのですが、出荷元としては、ギリギリまで顧客からの注文を受けたいので、出発が遅くなることもよくあります。
それなのに、「何とか飛行機(希望の便)に間に合わせてくれ」と言われます。また、間に合わなかった時は「なぜ間に合わなかった?」と言われます。
もちろん、スピードを出せば間に合う時もありますが、社速もありますし、事故や工事や天候等よる渋滞や通行止めで迂回をしたりと、毎日同じようにはいきません。
ドライバーとしては板挟みにあい、困ってしまいます。どうしたらいいんでしょう? これが「文句」の1つめです。
2つめは、高速道路での一般車の運転マナーについてです。
高速イコール危ないところって考えがないのか、平気で路肩に停まって携帯で電話したりしています。
故障や事故を起こした時も、二次事故防止をせず、本線に停まっていて、焦ったこともありました。
また、祝日や連休によくありがちですが、大渋滞の時に平気で路肩を走る乗用車やバイク。
バイクの渋滞中のすり抜けは速度も速く、危ないな〜と思う時もよくあります。
SA・PA内では、駐車枠を守らなかったり逆走したりとやりたい放題。
こっちが、危ないと思ってクラクション鳴らしても、相手は危ないと思ってなかったり、なぜ鳴らされたのかさえ分かっていなかったり……。
しかし、事故となれば、図体がデカいトラックばかりが悪者のように思われがちです。
もう少し一般の人たちもトラックドライバーの「文句」に耳を傾けて欲しいですね。
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