「素顔の自叙伝」に米国在住「なでしこトラッカー」登場!
前回はお休みさせていただいたトラックドライバー「素顔の自叙伝」ですが、今回は、アメリカで「ピータービルト379」を運転する「なでしこトラッカー」PUNKさんの登場です。なんとアメリカには、あのでっかいアメリカントラックを運転する正真正銘の日本女性がいたんです! 今ではカリフォルニアでアメリカ人の旦那さん(…と4匹のワンちゃん)と仲よく暮しているPUNKさんは、日本で普通のOLからトラックドライバーに転身。さらにヘリコプターに憧れ、ヘリの操縦を習おうと渡米し、結局、現地で旦那さんとヘリの操縦免許をゲット。彼の地では現在、トラックドライバーとして七面鳥の飼育から加工まで行なっている会社で働いています。
馬鹿でかいアメリカントラックを運転し、七面鳥のエサ運びから冷凍ターキーの配送までこなす女性というと、さぞや男勝りの女性を想像しがちですが、そんなことはありません。身長152cmと小柄で、見た目にも「これがヘリを飛ばし、ピーターを運転する女性なの!?」と言いたいぐらい、ごく普通の可愛らしい女性です、これはキャップが断言します!
「なんだよ、米国在住だろ、会ったこともないくせに…」
そんな声が聞こえそうですが、ハイ、ここからが一番言いたかったこと! 実はですね、昨日、そのPUNKさんと立川でお会いしてきました。2週間ばかり里帰りしていたんですね。しかもお酒を酌み交わして(飲むのはもっぱらキャップの方)、とても楽しい時間を過ごしました。トラックのこと、仕事のこと、そしてトラックドライバーのことをたくさん話し合いました。
仕事に夢や希望を持てない日本のトラックドライバーは多いと思います、仕事の厳しさは、あるいはアメリカの方がハ―ドかもしれませんが、それでもアメリカのトラックドライバーには夢も希望もあるし、何よりも自分の仕事に誇りを抱いているし、トラックドライバーの社会的地位も認められている…。日本とアメリカのトラックドライバー事情に精通しているPUNKさんの語る言葉には重みがあります。
「言葉の問題やら何やら、最初はちょっととまどいましたが、でも物を運ぶというトラックの仕事の内容は同じだし、聞けばちゃんと教えてくれるので、やる気さえあればアメリカでトラックに乗ることはそんなにむずかしくないですよ。日本人は真面目な人が多いから、アメリカの会社でも喜んで受け入れてくれるのではないでしょうか」
サラリーマンとしての規律やオキテに縛られ、夢や希望を見出せない日本のトラックドライバーにとって、アメリカは決して遠い異国の地ではないのではないか、やる気と実力さえあれば、むしろ日本より「やり甲斐」が見出せるのではないか、アメリカは、トラックドライバーにとってもメジャーリーグなのではないか……。
俺も行くから君も行け 狭い日本にゃすみあいたトラックドライバーが、大挙してアメリカを目指す……、それは夢物語かもしれないが、大志を抱くトラックドライバーにとって、PUNKさんの「素顔の自叙伝」は、きっと勇気を与えてくれるはず。日本のトラックドライバーが忘れていたもの、あきらめていたものを今も抱いて、PUNKさん、タイユーさん、ジョニー&ハニーさんはトラックを走らせているんだ……。アメリカントラック特集の掉尾を飾るPUNKさんの「素顔の自叙伝」から、そんなことを感じとって頂けたら幸いです。
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