トラッカーのための「道草」知っと講座
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コラム
見かけよりはずっとしたたかで強い「コスモス」
秋の花といえば、真っ先に思い浮かぶのが「コスモス」だろう。青く澄みきった空に、赤や白やピンクのコスモスの花がそそと揺れている様は、いかにも秋らしい風情で、この可憐なコスモスの花が嫌いという人はまずいないのではないか。見かけとはうらはらに、なかなかしたたかで、先日の台風15 号の風雨にも耐えて咲いていたし、倒されても茎の途中から根を出して花を咲かせる強い生命力がある。
キク科コスモス属の一年草で、原産地はメキシコだという。コスモスの語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の言葉に由来し、星がきれいにそろう宇宙や花びらが整然と並ぶこの花をコスモスというのだそうだ。山口百恵のヒット曲で、コスモスを「秋桜」と呼ぶことはよく知られているが、確かに薄紅の花弁だけ見れば桜の花びらに似ていないこともないが、でも、コスモスはコスモス。別に桜になぞらえなくても、コスモスは秋の花の代表として存在感を増している花だ。 (キャップ)