いよいよ「APEC横浜」が始まりますね。キャップの自宅は横浜なんですが、駅や主要施設など至るところお巡りさんだらけで、厳戒態勢を身をもって感じています。TPP参加や対中国問題など、今回のAPECは日本にとっても重要な舵取りの場になるはずで、そりゃ開催地の地元民としては何事もなく成功して欲しいと願っていますが、その反面、何で横浜なんかで開催するのか、ちょっと疑問です。
最近の国際会議は、テロや過激なデモに対する警備のしやすさから、「洞爺湖サミット」のようにある程度クローズドされた地域で開催されるのが一般的で、横浜のように「守りにくい都会」で開くのは、時代の流れに逆行しているのではないでしょうか。経済効果や国際都市としての知名度アップを期待する向きもありますが、正直言って、ちょっと脳天気すぎやしないかと思います。
会議が開かれるMM(みなとみらい)地区は海に面しているので、海からのテロも要警戒で、MM地区を封鎖するような最高レベルの警備体制が敷かれると聞いていますが、コンテナ埠頭も近いので、海上コンテナを使った新機軸のテロも考えられるのではないでしょうか。ご存じのように海上コンテナの中身はアンタッチャブルで、X線でコンテナを見ても爆発物などは容易に隠せるでしょうから、それをリモートコントロールで爆発させるなんて可能性も、まったく無いとは言えません。
要するに、厳重警備でテロを封殺することは今や不可能と考えるべきで、「APEC横浜」はその辺の認識が甘いのではないかということ。普段から何を運んでいるか分からないのが海コンですが、APECの期間中は、海コンドライバーは特に不安を抱くのではないでしょうか。それは置くとしても、大規模かつ厳重な交通規制でトラックは大迷惑をこうむるはずで、何で横浜でAPECを開催するのか、やはり疑問ですね。