帰ってきた海コン運ちゃんの現場報告
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寄稿・連載
ヒロの海コン物語 歴史篇 その13
そして1956年(昭和31年)4月26日、T2型タンカーの甲板にコンテナを積載できるように改造をほどこした貨物船「アイデアルX(Ideal X)」に、7分に1個のペースで計58個コンテナが積み込まれ、作業は約8時間で完了。その日のうちに、直線距離で言うと2300キロほどになると思われるんですけど、ニュージャージー州ニューアーク港からテキサス州ヒューストン港へ向けてアイデアルXが出航し、その5日後にはヒューストン港に到着。港に待機していた58台のトレーラに、船から降ろしたコンテナを積んで、それぞれの目的地へ向かいました。こうして海上コンテナの歴史の1ページ目が刻まれ、パンアトランティック・スチームシップのコンテナ輸送サービスは「シーランド(Sea Land)」の名前で事業を開始し、ニューアーク港‐ヒューストン港間を週1往復したそうです。
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