長野潤一のトラッカーズアイ

長野潤一のトラッカーズアイ

新型日野デュトロハイブリッド インプレッション№1

6月15日に発表された新型日野デュトロハイブリッド(標準幅キャブ)に試乗してきた。場所は日野自動車羽村工場のお客様テクニカルセンターの試乗コースである。独自の視点でのインプレッションをお届けしたい。

IMG_5151.JPG

 

新型日野デュトロハイブリッドの乗り心地

羽村の周回コースで新型デュトロ・ハイブリッドを試乗してみた。キャビンに乗り込んで先ず目に入るのは、プリウスのようなシフトレバーである。仕事で使うためか、プリウスよりやや大き目だ。操作方法も若干異なる。

04-3_ProShift5.jpg

セレクトレバーをNからDに入れると、モーターに軽くトルクが入りクリープ状態をつくる。発進はモーターのみで行なう。ただし、補機類を回すために、走行時は常にエンジンがかかっているので、インバーター音だけで近寄って来ることはない。トランスミッションはAМTを採用。デュトロハイブリッドのトランスミッションは、従来のМT(一部AT)からハイブリッド車専用の5速AМT(機械式自動変速機)に変更された。運転感覚は、キャンターエコハイブリッドに似ている。AМTを採用している点や、パワートレインの配列順序 [エンジン/クラッチ/モーター/AМT] も同じである。

IMG_5514.JPG

AМTは、機械が勝手にクラッチを切って変速をするので、ややドライバーの意思どおりにならないところがある。もちろん、マニュアルモードでの変速も可能なのだが、通常の使用領域はオートモードである。またAМTはギアがニュートラルの時、力が全く途切れてしまうので、運転感覚のみから比較すれば、新型キャンターが採用したデュアルクラッチМT(DUONIC)の方が途切れが少なく上質である。
ただ、デュトロハイブリッドのAМTはシフトアップが早めに設定されており、これが燃費を抑えるのに役立っている。さらにエコ/ノーマル/パワーの3つの運転モードが選択できる。これは市街地などで回転数を抑えるのに役立つ。坂道ではパワーモードを選べばよい。エンジン始動時は必ずノーマルモードに戻るようになっている。個人的には、エコとパワーの2段階の方が使い勝手はよいと感じた。(つづく)

最新号

【特集】「ジャパンモビリティショー2025」トラック&商用車パーフェクトガイド フルロードvol.59 本日(12/10)発売!!

【特集】「ジャパンモビリティショー2025」トラック&商用車パーフェクトガイド フルロードvol.59 本日(12/10)発売!!

ベストカーのトラックマガジン「フルロード」vol59本日発売! ジャパンモビリティショーのトラック&商用車など、今回も話題満載・情報満載となっております!ぜひよろしくお願いします!