東北関東大震災からちょうど1週間が経過しました。
被災された皆様には、あらためてお見舞い申し上げると共に、一日も早く、暖かく平安な日常生活を取り戻されるよう、心よりお祈りいたします。
本誌トラックマガジン「フルロード」で「ビンボー運ちゃん回顧録」を連載し、このブログでもお馴染みのビンボー運ちゃんこと山高一浩氏は、現在実家のある水戸在住で、今はバスの運転手をしていますが、その山高氏からメールが入りましたので、ご紹介します。(キャップ)
前略 いつもお世話になっております。
今回の地震では、幸い我が家は最小限の被害(ブロック塀の一部破損など)で
済みましたが、その後の影響はなかなか深刻です。
電気、ガス、水道が止まり、最初の夜は車の中で一夜を過ごしました。
翌日は近くの湧き水を汲むのに5時間も並びましたし…。
携帯がつながらなくなったため、多くの方々が心配されたようです。
復旧した時に確認したら、メールが56通も入ってました(苦笑)。
ライフラインは復旧しましたが、深刻なのはガソリンです。
そこここでガソリンスタンド渋滞があり、列の長さは4~5キロ、3~4時間待ちは当たり前です。
それでも給油に制限があり、3000円、20リットルというのが平均ですね。
会社(バス&タクシー会社)の燃料確保はさらに深刻です。
仕事も冠婚葬祭の送迎のキャンセルが相次いでいます。
地震の当日、僕はたまたまスクールバスの送迎で国道6号線を茨城東高校に
向う途中でした。最初の揺れでパンクしたのかと思いました。
しかし、すぐに大地震とわかり、あわててハザードをつけて緊急停止しましたが、
バスは安定性が悪いので本当に怖かったです。
その後、なんとか高校にたどり着きましたが、その後が大変!
帰宅できない生徒を満載して、途中どうなるかわからないので先生も同乗させて
出発したのですが、いつものコースは道路が陥没したりして通れず、住宅街を
迂回したりして、本当に大変な思いをしてなんとか生徒を無事に送り届けました。
しかしその後、国道6号線の大渋滞にはまり、真っ暗で信号も故障した6号線を
5時間かけて午前0時にようやく車庫にたどり着きました。
13日(日)には日立市の日立製作所の研修施設から、全国から集まった研修生を
なんとかJR取手駅まで送ってくれないかという仕事が入り、水戸を午後2時半に出発。
しかし、日立市内でガソリンスタンド渋滞にはまり、研修施設に着いたのは5時間半後の
午後8時でした。
日立市はライフラインの復旧が一番遅れて、研修施設には電気が通っていなくて真っ暗。
ガスも水道もストップしていました。
その真っ暗な研修施設に、100人近い研修生が足止めされていて、その中から22名を
乗せて、渋滞を避けるために午前0時に出発。
信号がところどころ故障し、道路もあちこちで陥没している6号線を5時間かけて結局
東京まで走って全員を無事送り届け、その足ですぐにUターン。
前日から14時間近く走り続けて車庫にたどり着くという悲惨な経験もしました。
それでは、落ち着いたらまた連絡させていただきます。 草々 (山高一浩)