フルロード第3号こぼれ話 その5

フルロード第3号こぼれ話 その5

もっと書きたい!タンクローリ

取材に行って現場の人たちの生の声を聞くのは、実に楽しい。雑誌づくりの本分は、読者の知的好奇心に応えることにあると思うのですが、今まで知らなかったことを知る、あるいは、はっきりしなかったことを明らかにするには、百聞は一見に如かずで、やはり現場に行くのが一番です。

「フルロード」第3号では「働くクルマの大図鑑」で「タンクローリ」を取り上げていますが、よく見かけるタンクローリも、中の構造がどうなっているか、どんなふうに造られているかを知っている人は、ほとんどいないはずで、では現場まで見に行こうということで行ったのが、大手架装メーカーの極東開発工業の三木工場でした。

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三木工場では「へぇーッ!」を連発。とても面白かったのですが、造るところを見た後は、やはり使うところも見てみたいもの。そこで、タンクローリの大手ユーザーである上野輸送にお邪魔して、タンクローリの使われ方についてもいろいろ面白い話を聞いてきました。さて、そこから取材した話を原稿化するわけですが、「面白い!面白い!」で原稿を書いちゃうと、そこがキャップの悪い癖なんですが、原稿を書き過ぎちゃうんですね。ページ数は限られている、写真や図版を入れるスペースも必要だ……。となると、泣く泣く原稿を削るしかありません。

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削った部分は、トリビアというか「ウンチク」に属するような、本筋とはちょっと離れた話。例えば石油製品には、白油と黒油という言い方があって、ガソリン、灯油、軽油などのように無色透明に類するような油は白油、重油のように黒い色相の油は黒油と言うんだそうです。もう1つが「1石」「2石」といった類別で、正式には、引火点の温度による区分で第1石油類、第2石油類と分けられ、第4石油類まであるそうです。ガソリンは引火点が低いので1石、灯油や軽油は2石になります。

ちなみに石油ローリのタンクの中はマスになっていて、ガソリンや灯油、軽油などを混載できるようになってます。1石のガソリンを積んで降ろしたマスに、2石の灯油などを積むケースもよくあるそうですが、マスの中に滞留したガスが残っていた場合、静電気による引火も考えられるので、1石の後に2石を積む場合は、上からパイプを突っ込んで掃除機のようにガスを吸い上げるガス抜きを行なうんだそうです。

ネ、結構勉強になるでしょう。以上の話は、「フルロード」第3号で積み残した話なんですが、実際に掲載している記事はもっともっと面白いですからね、是非ともご覧あれ、百聞は一見に如かずですよ。(キャップ) 

 

 

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