ウソ! あんなに土地が広いのになんで!? アメリカでもトラックの駐車に苦労している件

連続運転・拘束時間の縛りが駐車困難の一因に

日本のSA・PAと同じく、都市部の深夜帯のトラックストップはどこも満車
日本のSA・PAと同じく、都市部の深夜帯のトラックストップはどこも満車

 アメリカの長距離ドライバーは、ほとんどの人が一旦家を出たら2~3週間、もしくは1カ月、それ以上の人達もいるのが現状です。

 法規で8日目で70時間を超えてはならず、34時間動かずに休みを取れば、また70時間が戻ってきます。自分の残り時間と配達日、時間を計算に入れておかないと途中の州で時間切れになってしまったら「配達に間に合わない!」なんてことにもなりかねません。

 倉庫街近くのトラックストップは特に混雑するのですが、そこで34時間休憩をしているドライバーがたくさんいると、ますます停める場所がないことになります。

 トラックストップで停める場所を探して、同じ場所を何回も行ったり来たりしているトラックを見ると、「なんだか椅子取りゲームをしているみたい!」って思ったりします。

 今までの経験から思うのは、配達場所が大都市から近く倉庫街も多いところではオーバーナイトをせず、目的地手前から100マイル(約161キロ)範囲内くらいの距離だったら翌日早めに出発すればよいので、そこで駐車するのが無難だと思います。

 あくまでもアメリカの長距離ドライバーのお話なので、ローカルドライバーや仕事内容などによっては、また事情が違ってくるのでご了承くださいませ。

【画像ギャラリー】「停められない!!」は万国共通!? 日米のトラックの駐車場事情(5枚)画像ギャラリー

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