トラックアライメント測定 新車装着タイヤの摩耗に注意
いすゞ フォワード FRR90
測定時走行距離・・・27303Km
装着タイヤサイズ・・・225/80R17.5
▲いすゞフォワード保冷車。フロントの早期偏摩耗による測定依頼。
ではタイヤをチェキしてみましょ~か・・
▲まずは右フロントの様子。矢印方面が回転方向です。内側が減っていますね。
▲こちらは左フロント同じく矢印が回転方向。左フロントは外減り傾向です。この2本は走行約2万Kmでこのような状態に。
では測定~!
▲フロント測定データ。・・・・やはり・・キャンバー、キャスター、TOE、全て正常値ですね・・・・。
▲こちらはリアのデータ。軸はまっすぐに付いております。問題ナシです。
フロントの右内、左は外減り・・・新車装着でのこの減り方はけっこう~見られます。車両のアライメントに異常が無いケースが多いとなると・・・やはりタイヤ特性なのかもしれません。今回はBS製のR115を装着していましたが、他メーカーでも同じような摩耗が出るケースがあり、同じような減り方ですね。
エア圧も測定しましたが、このユーザー様は自社整備でこのサイズですと700Kpaだとか・・。
エア圧が低いので800Kpaくらいに設定、ローテーションの時期をもう少し早くするくらいしか対策はないようですねぇ~・・・。
あとはタイヤ交換時に汎用のMIXやRIBを装着していただければ、偏摩耗防止技術はどのメーカーでも採用されていますので、新車装着のタイヤのような減り方は無くなると思います。
エア圧は月に一度程度、必ず冷間時に測定するようにしましょう~~!
★ハマダユキオの「絵描き屋のブログ」
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