トラックアライメント測定 ローテーション0回リア編
日野 FS1EPY
装着タイヤサイズ・・・11R22.5
測定時走行距離・・・・16万2656Km
▲アームロールの付いた2デフ車。リアの3軸目(ひきずり)左外が1本だけ早期摩耗による測定依頼。
どれどれ・・・さっそくタイヤをチェキしますかねぇ~~!
▲まずは右のひきずりから。内外はこんなカンジ。
▲こちらが問題の左のひきずり。外と内。ど~でしょう?? この減り方。外側はもうパターンが無くなりかけてます。
▲これ・・・内側です。
▲こちらが外。外側に向かって減り方が激しいですなぁ・・・
▲測定データ。軸、引きずり。んん~~~ほぼまっすぐで~ございます! リアの場合、軸の向きなどで一本だけ偏摩耗が出る・・なんてことはなく、軸の向きのシワ寄せはフロントの偏摩耗に出ます。このような一本だけ・・・というのは荷重の掛かり方やキャンバーの影響だと思い、キャンバーの測定値も悪くありませんねぇ・・・
キャンバー値が悪くないとするとローテーションやなんらかの組み換え時に山の高さが違うタイヤを組んだか・・・
そこでローテーション時期やパンク履歴などをうかがうと・・・
昨年の3月に新品を入れてローテーションは一回もしていない・・・・・とか。
問題の一番早く減るタイヤは去年の年末にパンクをした程度で、位置交換は無しだとか・・・。
という~ことは・・。
2デフで、駆動しながら旋回時はひきずられ、路面の傾斜で荷重がかかり・・・左外が早く減るのかな~と
▲加えて車両特性も考えられます。「アームロール」分箱が後にオフセットされていますよね? しかも箱の中心部あたり(一番重そうな場所)が両軸の上に来ています。
この車両はフロントタイヤのサイズは同じですが、パターンが違うので、頃合を見てリアでクロスでのローテーションをお勧めいたしました~! ヨロシクっす!
▲本日は五月晴れ~!風も穏やかで出張日和ですなぁ~・・・一年中こんな天気だと嬉しいなぁ~・・・・と。(笑)
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