ヒロの海コン物語 歴史篇 その3
1951年(昭和26年)には、米軍が「コネックス・ボックス」と呼ばれる小型のスチール製コンテナを使用し始め、コンテナ輸送用に設計された船が登場したり、デンマークのユナイテッド・シッピングが内航航路用にビールと食品を運ぶコンテナのサービスを始めたり、ミズーリ・パシフィック鉄道が「スピードボックス」というキャスター付きのアルミ製コンテナを導入したりしました。1953年(昭和28年)には、アラスカ・スチームシップがシアトル‐アラスカ航路で木製とスチール製コンテナの輸送を開始したり、1954年(昭和29年)には、ピッツバーグのドラボ社が、世界で約3000個使われたといわれている、長さ約2.5mの「トランスポーテナー」という運送用スチール製コンテナを開発したり、シートレイン・ラインズ(Seatrain Lines)が、貨物列車ごと船に載せてアメリカからキューバまで運んだり……などなど、いろんな試みがあったようです。これらの目的はただひとつ「時間がかかり過ぎるし、料金は高いし、効率悪過ぎるし……、貨物輸送とか港湾荷役をなんとかしようよ」ってことでした。
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