岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第53回
/
寄稿・連載
欧州クルマ紀行 その⑧
ポルシェミュージアムの続きだが、今回はツアー名も「ポルシェツアー」と銘打っているので、一般ツアーが入れない特別のワークショップに入ることが出来た。そこには整備に戻ってきている旧車やレーシングカーなどが置いてあり、丁寧にメンテナンスされている。
ところでヨーロッパでは燃料が4種類ある。ディーゼル(軽油)が大体140円、レギュラーガソリンが大体150円、ハイオクガソリンが大体160円、そして日本には無いスーパーハイオクガソリンが大体170円となる。アウトバーンは工事区間も多く、ところどころ大型車ではちょっと幅がギリギリかと思うような場合もある。路面も時々荒れているので小まめな修復が必要なのだろう。乗用車は料金無料だが、トラックは距離に応じて料金を取られる。オーストリアで1カ所だけ料金所があったが、他には料金所が無いので通信センサーで課金しているようだ。さらに休日は7.5トン以上のトラックはアウトバーン通行禁止である。 ・・・つづく・・・ (元社団法人日本自動車工業会モーターショー室長)
ミュージアム整備フロア
アウトバーン工事区間。車線が狭い
コメント
コメントの使い方