岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第49回
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寄稿・連載
欧州クルマ紀行 その④
今回のツアーバスはSETRAで、メルセデスエンジンはユーロ5規制適合のEEVだ。ミッションはセミATの8速で、2速発進から4速、5速、7速、8速と飛ばし、シフトチェンジされる。ギヤチェンジは極めてスムーズで気持ちいい。減速は小まめにリターダを使う。大きなフロントガラスにサンバイザーは無く、夕暮れ時はサングラスが無いと眩しい。気になったのはウインカー音で耳障りなブザー音であった。バックカメラは無いが、ミラーだけでバックしていく。これはいかがなものか。ヨーロッパでもナビは普及してきており、バスにも取り付けられ住所を入れて目的地を探していた。途中道に迷って一方通行を逆走せざるを得なくなったのには驚いた。添乗員が違反を指摘したら、バスとタクシーはやむおえない場合は正当化されるとワケのわからない回答をしていた。 ・・・つづく・・・ (元社団法人日本自動車工業会モーターショー室長)
ツアーバス
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