追想記(並走車4)
そこで考えたのは、無意識の場合は気が付かないで危険な目に遭わせているので、問題と言えばこの方が問題なかもしれないが、理由は一点だけしかないので、意識的にやっている者の分類の方に目を向けることにした。
(一)無意識の場合。
(二)意識的な場合
高速道での場合の分類として挙げたのは以上のことを考えた。
①遅いトラックを前に行かせるのが嫌
②偶然スピードを落とした時に追い越されたから
③トラックに意地悪したいから
もちろん、この分類も細かくできるのだが、相手の気持ちを聞かない限り、分かりようがないのでこの三点だけにした。
ただし、結論から言うと、③に挙げた、トラックに意地悪したいからと、並走する車は確認できなかったが、前に出てブレーキを踏まれたことは何度かある。並走とは違うが、ある一つの例を挙げたい。
下りの大垣インターのすぐ手前だったのだが、右側車線から急に私の前に車線変更をしてきて、急ブレーキ気味に踏まれたことがある。その車は、すぐに大垣インターを降りていった。その時、わざわざスピードを落とし、私の顔を見て笑っていた。もちろん、見知らぬ顔だった。
昼の車の少ない時間帯だったので、私は左側車線を長い間、時速90km程度で走っていたので、乗用車の気に入らない何かがあったとは思えない。完全に悪戯だった。
もちろん、乗用車の勘違いや思い込みによる急ブレーキによる悪戯は誰もが経験していると思う。しかし、大概の場合、こちらが乗用車の勘違いであれ、思い込みであれ、何らかの彼らの怒りを募らせる運転をしていたものと思われる。
また、②に挙げた偶然スピードを落とした時に追い越されたからというのも、並走ではなかった。そんな車は、まずスピードを一気に上げてしまうので、並走どころではないのは当然だろう。
つまり、意識的な場合も、ほぼ、トラックを前に行かせるのが嫌だと言う理由がほとんどだと思われる。
次回は、具体的な例を挙げていきたい。
トラさんのブログ「長距離運転手の叫びと嘆き」
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