元ベテラン運転手 トラさんの「泣いてたまるか」No.71
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寄稿・連載
追想記(並走車3)
この元校長先生のNHKラジオの投稿を聴いてからというもの、追い越し時にスピードを上げて並走してくる乗用車のうち、どれくらいのドライバーが無意識なのか、また、意識的にやっているのか非常に興味を持つようになった。
無意識と言うのは、いわゆる「釣られる」ということであり、その意思がないにも拘らず、追い越した車に並走してしまっていることだ。それからというもの、私自身がその検証をすることにした。もちろん、安全面での注意は必要なので、その場所や時間の考慮は当然のことだ。そして、自分からそれを仕掛けるのではなく、チャンスを待ってそれを調べると言う事に専念した。
その検証は、当初考えていたよりも案外に楽で、高速道では頻繁にそのような場面に出くわした。その反対に、一般道では滅多にそんなチャンスはなかった。ただ、高速道であっても、追い越し車線(右側)に車が多い時だけは十分に注意を払っていたので、何もできなかったことも多かった。
その検証をしたのは、25年前のその前後のことなので、当時はオートクルーズなどの装置がない時代だったし、105km/hくらいでスピードの警告音が鳴っていた車と、鳴らない車が同居していた時代でもあったと思う。
トラさんのブログ「長距離運転手の叫びと嘆き」
http://www.geocities.jp/boketora_1119/
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