米国在住 なでしこトラッカーの元気日記「PUNKにまかせろ!」 No.24
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寄稿・連載
待機中の様子
稼動指示のない時のベースでは、まず朝一で、トラックの点検や次の稼動で消火剤が必要になりそうな場合にヘリコプターのバケツに付いているポケットに流し込んでおく作業を手伝ったり…。とはいっても、こういう作業は何時間もかかるものではないので、すぐ暇になります(笑)。
何もなく一日、二日・・・五日を過ごさなければならない時もありましたが、「何もしない」ということがこんなに大変なことだとは、今まで経験したことがなかったので戸惑いましたね。。。(笑)
たまらず、意味もなく広いエアポートの周りを運動不足解消のために歩き出したり(出動の連絡があったら困るので、常に無線機を携帯していました)、オフィスに行ってディスパッチャーや消防隊員達とコミュニケーションを交わしたり、本を読んだり・・・。今でこそコンピューターがありますが、その当時は無かったですから…。それでも緊急の連絡が入ってこないか常に耳をすましていて、緊張感はいつもあったような気がします。
行く先々のベースによっていろいろですが、Hemetでは、当番を組んで朝食や昼食、夜食を消防隊員達で自ら作って大勢で長いテーブルについて食べていました。自分達もご好意に甘えてその時は頂いてましたが、一つだけビックリしたこと、それはたまたまだったのかもしれませんが、朝からステーキが出てきたこと(笑)。当然ですが、残り物の食事の日もありました。
そんな中、火災発生の通報が無線から流れると、全員耳を澄まし、何機のエンジン(消防車)が必要なのか、ヘリの要請はあるのか、一瞬にして緊張が走ります。ヘリの要請があったら、以前にお話した通り、私は後からすぐに追いかけます。でも、火が弱まってグラウンドクルー(消防隊員)だけで大丈夫になった時は、ディスパッチャーからヘリへベースに引き返すように無線連絡が入って、私もそれを聞いていますが、パイロットからのUターンの無線指示を待ってから私もベースに戻ります。こういうパターンは幾度となくありました。
PUNKさんのブログ「トラックドライバーPUNKのアメリカ生活日記」のURL
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