Fuel Truck
ある日、会社に出勤して、いつでも次の出動が出来るようにトラクター&トレーラーの洗車と点検、整備を行ないました。お昼になったので皆で近くのスーパーまで行ってサンドイッチを買い、控え室で食べていたその時・・・出動依頼の一本の電話。出勤時には必ず万が一のために、前もってお泊りグッズ(笑)を用意して出かけていました。というのも、一旦出動以来の連絡が入ったら近くだろうが遠くだろうが、とにかく出来るだけ早く現場に行かなければならないので。。。
この日の行き先はHemet Airportでした。ロサンゼルスより東に向かい、パームスプリングスの手前で少し南下した場所です。
ヘリコプターは先に飛んで行き、私が追いかけていきますが・・・どう考えても
10時間はかかるけれど、翌朝までに来れば大丈夫とのことでしたので、ロスで休憩を取ることに。
それとWeigh Stationで、もしも止められたら
「森林火災現場に向かっている」と言えば通してくれると言われていたのですが、
どのスケールもこの時に限ってClose(閉鎖)していました。(笑)
翌朝2時に起きてHemetに着いたのは朝の5時頃だったと思います。
明るくなってきてから見えてくるいつもと違う風景に少し興奮しながら、さらにトラックを走らせて行くとエアポートが見えてきました。
Hemetの風景の一部
エアポートでは、いくつかの他社ヘリコプターやCDF(California Department of Forestry and Fire Protection)のタンカーやヘリがずらり。自社のヘリを見つける前にパイロットが私を見つけてくれたおかげで、スムーズにトラックをヘリの横につけることが出来ました。(笑)
写真はCDF(Cal Fire)
ここで約3週間の待機が始まります。Fireはすでに燃え始めていましたが、火の様子を見ながらその日に必要なヘリの数やタンカーを使い、後はただじっと待つだけ。でも呼び出されたら一目散に動かなければなりません。ファイヤーファイターは「Hurryup & Wait」の世界です。でも考えると、トラックドライバーもそんな感じですね。(笑)
Weigh Stationで止められたのは、この仕事を終えて地元に戻る3週間後のことなので、まだまだ続く余談にお付き合い頂ければと思います。。。
山林火災は、動物達にとっても悲惨で可哀相です
PUNKさんのブログ「トラックドライバーPUNKのアメリカ生活日記」のURL
http://blogs.yahoo.co.jp/rhcfijhwalker
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