ダカールラリー2017 日野チームスガワラの戦い №7
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レポート
悪天候の影響で競技をキャンセル 前半戦が終了
1月7日 ステージ6
オルロ(ボリビア)~ラパス(ボリビア)
リエゾン227㎞ 合計227㎞
6日午後10時、主催者は7日の競技を全面中止することを発表した。悪天候の影響で選手の到着が遅れていること、7日に予定する競技区間の路面が降り続いた雨の影響で荒れていることが理由。すべての競技車は227kmの移動区間(リエゾン)でラパスへ向かうことになった。これにより前半戦の競技は6日までで終了。明8日は中間休息日となり、9日から後半戦がスタートする。
2台そろってラパスに移動してきた日野レンジャー
すり鉢状の地形で知られ、標高3200m~3600mにあるラパスはボリビアの首都。リエゾンの沿道には初めて訪れるダカールラリーの車両を見ようと数十万とも言われる市民が詰めかけ、市内にはポディアムまで設けられていた。すり鉢の底側にある軍の施設を利用したビバークに日野レンジャーが到着したのは午後6時頃。後半戦に向けて車両を徹底的にリフレッシュするべく、メカニックたちは小雨模様の中、早速作業に取り掛かった。中間休息日はメカニックにとって忙しい一日となる。
菅原義正/6日のSSではスタックしてしまい脱出に2時間掛かりました。そのときに頑張りすぎたのか、高山病の症状が出たのですが、ビバークで酸素を吸ったりしてもう大丈夫。明日の休息日でしっかり調整します。
高橋貢/昨日もナビゲーションの難しいところがあり、迷いました。これで前半戦が終わりと思うと本当にあっという間ですね。
菅原照仁/悪天候のSSキャンセルは仕方ない。結果的に前半戦は短かったですが、後半まだまだ大変なところも多いので引き続き頑張ります。ここまでの成績はクルマの改良の成果も大きいですが、ナビゲーションが難しくなったことが我々を含む経験のあるチームに優位に働いている面もあると思います。
杉浦博之/自分も軽い高山病のようです。早く後半戦が始まって欲しい、待ちきれない気持ちです。
元気にラパスに着いた菅原義正
整備の内容を打診する菅原照仁
1号車をそうじするバイラーさん
雨の中、洗車される日野レンジャー
ルートマップ
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